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物の価値
ぼくは写真作家の森山大道さんが好きで、
それはそれは大好きで、
血迷って1冊2万5000円もする
4冊セット(計10万円)の
写真全集を持っているほどです。
森山さんは
60年代から日本の写真界を牽引してきた
いわばアイドル的な存在で、
今活躍している作家さんの多くが
その作風に何らかの影響を
受けているのではないかと思います。
この本は京都で学生をしていたころ、
大阪十三の立ち寄った古本屋で、
超美品の初版本であるにもかかわらず
2800円という破格で売られていた
思い出深い逸品です。
現在の市場では
10万円以上で取引されている
写真集です。
好きな人は10万、
興味が無い人は2800円。
当時学生ながら物の価値について
いろいろと考えさられました。
Light & Shadow 光と影 新装版