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『自虐の詩』監督 堤幸彦


自虐の詩 プレミアム・エディション [DVD]



中谷美紀と阿部寛主演の映画。
嫌われ松子の一生のようなテイスト。

生きているだけでも価値がある。
生活というものについていろいろと考えさせられる。
中谷美紀の演技力は評価に値する。

阿部寛のちゃぶ台返しスーパースローは必見!
構成に若干の難はあるが、堤幸彦の”味”は十分に出ている。


スタッフ
監督 堤幸彦
原作 業田良家『自虐の詩』
脚本 関えり香 里中静流
音楽 澤野弘之
撮影 唐沢悟
編集 伊藤伸之
キャスト
中谷美紀・岡珠希<中学生時代>(森田幸江)
阿部寛(葉山イサオ)  
西田敏行(森田家康)
遠藤憲一(あさひ屋マスター)  
アジャ・コング・丸岡知恵<中学生時代>(熊本さん)
名取裕子(美和子)  
佐田真由美(森田秋子)  
竜雷太(組長)  
カルーセル麻紀(福本千春)
斉木しげる(訪問販売の男)  
ミスターちん(難波警部)  
金児憲史(船場巡査)
Mr.オクレ(喫茶店主)  
島田洋八(ポン引き)  
蛭子能収(新聞販売店店主)  
松尾スズキ(中年男)
業田良家<原作者>(あさひ屋の客)


2007年/日本/115分/カラー
配給/松竹

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04. 12月 2009 by hasestudio
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『ターミナル』監督 スティーブン・スピルバーグ


ターミナル DTSスペシャル・エディション [DVD]
ターミナル DTSスペシャル・エディション [DVD]
(2005/04/28)
トム・ハンクスキャサリン・ゼタ=ジョーンズ

商品詳細を見る



スピルバーグの作品。
自国の内戦のあおりで
空港から出られなくなってしまうという、異色の設定。

その設定だけにどんな内容なのかと思うが、
そこはさすがのスピルバーグである。
様々なエピソードが盛り込まれ、
しっかりとしたヒューマンエンターテイメントが完成している。
何事も、
彼の才能の前にはなしえないことはないのだ。


スタッフ
監督 スティーヴン・スピルバーグ
製作総指揮 パトリシア・ウィッチャー
    ジェイソン・ホッフス  アンドリュー・ニコル
原案:アンドリュー・ニコル、サーシャ・カヴァシ
製作 ウォルター・F・パークス ローリー・マクドナルド
    スティーヴン・スピルバーグ
脚本 サーシャ・ガヴァシ  ジェフ・ナサンソン
撮影:ヤヌス・カミンスキー
編集:マイケル・カーン
作曲:ジョン・ウィリアムズ 
   キャスティング:デブラ・ゼイン


キャスト
トム・ハンクス(ビクター・ナボルスキー)  
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ(アメリア・ウォーレン)
スタンリー・トゥッチ(フランク・ディクソン)  
シャイ・マクブライド(ジョー・マルロイ)
ディエゴ・ルナ(エンリケ・クルズ)  
バリー・シャバカ・ヘンリー(レイ・サーマン)
クマール・パラーナ(グプタ)  
ゾーイ・サルダナ(ドロレス・トーレス)


2004年/アメリカ/129分/カラー
配給/ドリームワークス / UIP

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27. 11月 2009 by hasestudio
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『きょうのできごと』行定勲監督


きょうのできごと スペシャル・エディション [DVD]
きょうのできごと スペシャル・エディション [DVD]
(2004/08/25)
田中麗奈妻夫木聡

商品詳細を見る



行定勲の作品。
その日あった出来事が
オムニバス的に詰め込まれている。

行定の作品のトーンは一定していて、
そのトーンがこの作品とは合っている。

くだらないことで盛り上がる学生たち、
自殺しようとして打ち上げられた鯨に遭遇する女の子、
ガサ入れから逃れようとしてビルの谷間に挟まれる男。

特殊ではあるが、その特殊性は些細なことであり、
その些細さが”事件”ではなく
”出来事”という日常性に集約される用語に帰結する。

世界というのは実に
ちょっとずつ違った特殊性によって
均衡が保たれているのかもしれない。


スタッフ
監督 行定勲
脚本 行定勲、益子昌一
原作 柴崎友香(河出書房新社刊)
音楽 矢井田瞳
キャスト
田中麗奈(真紀)  
妻夫木聡(中沢)  
伊藤歩(けいと)  
柏原収史(正道)  
三浦誠己(西山)
石野敦士(坂本)  
松尾敏伸(かわち)  
池脇千鶴(ちよ)  
山本太郎(山田)


2003年/日本/110分/カラー
配給/コムストック

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11. 10月 2009 by hasestudio
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崖の上のポニョ

 

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ぽ~にょぽ~にょ~♪ さかなのこ~♪
みなさん毎日頭から離れず、
仕事も手に付かずたいへんだと思います。

そういうぼくもそのひとりで、
きのうついにシネコンに足を運びました。

今回の宮崎作品に関して言えば、
1~2年くらい前にNHK「プロフェッショナル」で、
宮崎駿の制作過程に完全密着というのをやっていて、
まさにこの映画の構想段階の様子が放映されていたので、

実際あの時見たものが
どのような形で映画になっているのかということに
凄く興味がありました。

宮崎さんの映画の作り方というのは
すごく変わっていて、
最初にストーリーというものはない
のだそうです。

”おさげ髪の女の子を主人公にしたい!”
みたいに、
キャラクターの1部分からイメージが始まり

イメージボードといわれる大量のイメージカットを書き上げ、

周りの人間はもちろん、
書いている本人さえも結末を知らずに
制作が進行していくという独自のスタイル
なのです。

今回最も話題となったのは
17万枚ともいわれるセル画の数で、
多いところでは
5秒で1500枚も使われている
ということでした。

そして、
セル画といえばベタ塗りが基本ですが、
背景をよく見ると明らかに
色鉛筆みたいなものを使い線で描かれています。

いったいどれだけ
膨大な時間を費やしたのでしょうか??

この、手書きというところは、
以前宮崎さんがイギリスで鑑賞した、
ジョン・エヴァレット・ミレーの絵画、
「オフィーリア」から強い影響を受けたということで

CG全盛のこの時代に、
あえてそういう手法を選んだのだそうです。

その効果でしょうが、
作品全体からは温かみのある
不思議な印象がつたわってきて
宮崎アニメの新境地を見た気がしました。

親子連れを意識したストーリーで
シンプルにわかりやすく作られていて、
しかしそれでいて
実に深いメッセージが刻まれているので、
親子ともども楽しめる映画だと思います。

映画を見てからは、よりいっそう
”ぽ~にょぽ~にょ~♪さかなのこ~♪” が
頭を回るようになりましたw

(息子は帰り口ずさみながらスキップしてましたw)

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06. 8月 2008 by hasestudio
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