Monthly Archives for 7月 2008
フォトグラム(ふぉとぐらむ)
プリント作業などで、通常はフィルムの透過光の濃淡を印画紙に焼き付けることで画像を得るが、フィルムを使用せず感光材(印画紙など)の上に直接物体を置き上方から光をあててその物体の影の形を画像としたものをフォトグラムという。
光を透過する物質を置くと、微妙な陰影も写しだすことができる。
早くは1830年代に写真技術先駆者のひとりウィリアム・ヘンリー・フォックス・タルボットがフォトグラムを制作しているが、一般的になったのは1920年代で、シュールレアリズムの時代に活躍したマン・レイとモホリ=ナジがその一翼を担った。
フォトグラムという名称自体は、モホリ=ナジによるもので、現在では最も一般的な名称となっているが、マン・レイは、レイヨグラフと呼んでいた。
写真集 『BIOSOPHIA of BIRDS(鳥のビオソフィア)』 上田義彦撮影 東京大学出版会
BIOSOPHIA of BIRDS(鳥のビオソフィア) (2008/03/15) 上田 義彦 |
過剰な演出を目的とするわけでもなく、過小な表現も必要としない、まさに等価としての意味合いを必要とされる標本という存在。
その等価としての標本をストイックなまでの技術力で写し取った上田義彦の力と感性は見事というほかない。
この写真集は、「東京大学コレクション」として定着してきた同名の展覧会が、東京大学130周年を迎える特別展示として行われた「鳥のビオソフィア――山階コレクションへの誘い」展にあわせて作成されたものである。
この展示は、鳥類学者山階芳麿博士(1900-1989)の学術遺産を基に、1942年に創設された財団法人山階鳥類研究所との共同の展示であり、この研究所は鳥に関する資料・情報の一大宝庫として知られている。100点あまりの模式標本(タイプ標本)を含む、東アジア・太平洋地域他産鳥類の剥製・骨格・巣・卵、液浸等の標本69,000点、国内外の鳥類関連文献39,000点など、研究所に蓄積された鳥類学コレクションの収蔵量は、文字通り、国内随一、世界的にもまれに見る水準に達している。
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自遊時間
おおきい子もいれば、ちいさい子もいる。
だいたい同じほうをむいているけど、まったく同じもちょっとイヤ。
なんかまるで人間みたいな植物。
Camera:CanonEOS5D EF24-105mmF4L IS USM
Develop:Adobe PhotoshopCS2ver9,00
finishing:AdobePhotoshopCS2ver9,00
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