Category Archives for 写真用語集
色空間 (いろくうかん)
ふだん目にするモニターや印刷物などはそれぞれに表示できる色の範囲というものが決まっています。
(下図参照)

色空間の種類には大きくわけるとRGBとCMYKがあります(RGBとはレッド、グリーン、ブルーの略、CMYKはシアン、マゼンタ、イエロー、キープレート(黒)の略)。
RGBとは加法混色といって、3色を混ぜると無色透明になります。光の色の原理がこれにあたります。(参考記事)
逆にCMYKとは絵の具を思い浮かべると分かりやすいのですが、減法混色といってCMYを混ぜると黒になります。
しかし、これは理論上の話であって、実際には塗料の不純物などの影響で黒にはならないので、黒を足すことで色域を作っています。
印刷などはこのCMYK方式を採用しています。
RGBは一般的にAdobeRGBとsRGBの2種類があり、sRGBは国際電気標準会議 (IEC) が定めた国際標準規格で、モニターやデジカメ、プリンターなどはこの色空間を採用しています。
逆にAdobeRGBははるかにひろい色域をもちながらも、ディスプレイ(特に液晶)での色再現の難しさなどから、一般的な普及はしていません。しかし、近年は技術の進歩によりAdobeRGBを再現できるモニターや、プリンターが開発されていますが、まだ非常に高価ですね・・・。
関連用語:RGB,加法混色
解像度 (かいぞうど)
解像度(かいぞうど)とは、
ビットマップ画像(細密な点で構成された画像)における画素の密度を示します。
画像は通常こまかい升目が密集してできていますが、その升目がどれだけの細かさでできているかを表す単位をdpi(ディーピーアイ)といいます。
これはdot per inchの略で、1インチ(約25mm)四方あたりのドットの数を示しています。つまり300dpiというとおよそ25mm四方のあいだに升目が300個あることを示します。
たとえば600万画素(たて2000ピクセル×よこ3000ピクセル)のカメラがあったとして、出力機の解像度が200dpiであったとすると
たて 2000(ピクセル)÷200×2.5(cm)=25cm
よこ 3000(ピクセル)÷200×2.5(cm)=37.5cm
ということでたて25cm×横37.5cmの画像が出力できる計算になります。
テレビなどのモニターは72dpi、一般的な印刷物は350dpi、写真屋さんの出力機は300dpiが一般的で、媒体によりずいぶん差があります。
印刷物でも、巨大なものになると遠くから見ることが前提となっているため150~200dpiほどの低密度で出力することもあるようです。
同じ値をまれにピクセル・パー・インチ、ppiと呼ぶこともあります。また、印刷物においてはライン・パー・インチ、lpiと呼ぶこともあります。
関連用語:画素
プラチナプリント法(ぷらちなぷりんと)
1873年ウイリアム・ウィリスによって開発された印画法。
第二塩鉄が露光されると第一塩鉄に変わり、第一塩鉄が銀、金、白金などの塩類を金属に還元するのを利用したカリタイプを改良した方式。
画像の耐久性や保存性が特にすぐれ、黒のしまりや調子の再現性が良好なので、長期的な保存を要求されるオリジナルプリントにはこの印画法を採用するケースがある。
開発当初はプラチノタイプと呼ばれた。
画素 (がそ)
画像は通常無数の升目で構成されていて、その升目一つ一つに色がわりあてられています。
画素とは、その画像を構成する最小単位の升目のことで、英語ではピクセル(pixel)と呼ばれています。
画素数は通常、300万画素や3メガピクセル(メガとは数字の単位のひとつで10の6乗、つまり100万という意味で3メガとは300万ということ)などのように表されています。
これは、平面状に並んだ受光素子(フィルムカメラでいえば光がフィルムに当たる部分)のおおよその数を意味していますが、周辺部分の素子はノイズが乗りやすいため、実際に使用されるのはそう画素数よりも若干少ない値となるようです。
実際に使用できる画素数のことはよく有効画素数などといわれます。
一般にこのピクセルの数が多いほど、繊細な画像表現が可能になります。
しかし同じ画素数でも解像度により画像サイズが異なります。
関連用語:解像度





