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アンパンマンができるまで
写真は朝からアンパンマンをたのしむ
我が家の兄弟です☆
(兄はボケてますが・・・)
たくさんのお子さんと接する仕事がら、
アンマンパンの人形は
マストアイテムなのですが、
先日作者のやなせたかしさんの
アンパンマンの由来を聞いて感動しました。
やなせさんは従軍経験があり、
太平洋戦争のさなか
「食べ物を食べられないほど
苦しいことはない」
ということを体験として知ったそうです。
ある講演会では
「人間、何が一番辛いって
腹が減るのが一番こたえるんです。
でも世界中のヒーローは
飢えを救ってはくれない。
だから、僕は、アンパンマンを描くんです」
とおっしゃっています。
「いつの時代も不変の、究極の正義とは、
ひもじい者に食べ物を与えること」
という答えが作品の根っこにながれているのです。
そんな深い理由があるとはつゆ知らず
子どもたちはアンパンマン見るわけですが、
多くの子供たちがこうして
無条件に引き寄せられるのは
きっとやなせさんの純粋で強い想いが
届いているからではないかと思います。
そのやなせさんも93歳。
一度は引退を考えられたそうですが、
東日本大震災をきっかけに
まだ現役を続けていらっしゃるそうです。
みんなが知ってるアンパンマン。
お体に気をつけて
いつまでも素敵な作品を
生み出していただけたらと思います。