CMYK(しーえむわいけー)


CMYKとはシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、キープレイト=ブラック(K)の色の名称の頭文字をとったもので、主に印刷や絵の具などの塗料の色の仕組みのことを指します。
減法混色 模式図
この4色の比率を変えて混ぜ合わせることで、あらゆる色を作り出すことが出来ます。
CMYを均等に重ねあわせていくと、最終的に黒になります。
ですが、これはあくまで理論値であって、実際は塗料に含まれる不純物などのせいで完全な黒にはなりません。そこでCMYに純粋なKを足すことによってすべての色を再現するようにしています。
このように色を混ぜればまぜるほど明度が下がっていく混色を減法混色などと言ったりします。
この図を見てみると気づきますが、3色のそれぞれの反対側の混色は補色になっています(CはR<レッド>、MはG<グリーン>、YはB<ブルー>)。補色は混ぜることで互いの色をうち消す作用があります。
関連用語:RGB,色空間,加法混色



07. 10月 2007 by hasestudio
Categories: 写真用語集 |