村上春樹 授賞式に。
村上さんが珍しく
国内で公の場に登場したようです。
第1回早稲田大学坪内逍遥大賞の授賞式が19日、東京都新宿区のリーガロイヤルホテル東京で開かれ、作家の村上春樹さん(58)に大賞が贈られた。
国際的な知名度を誇る村上さんだが、国内で公の場に姿を現すことは極めて珍しく、今年1月の朝日賞贈呈式も欠席していただけに注目を集めた。
本人の強い希望で、マスコミ関係者の写真撮影や質疑応答は一切禁止の式典だったが、村上さんは「特にマスコミ嫌い、人嫌いではないが、人見知りをするだけです。ありがとうございました」とあいさつ。
1968年から7年間早大第一文学部に在籍した当時はお金がなく、行く場所といえば文学部の食堂と演博(坪内博士記念演劇博物館)だったという話を披露。「シナリオを書きたかったから演博で古いシナリオを読み、白日夢を見るように自分の映画を頭の中でこしらえた。そのことが、小説家になって役立ったと思う」と語った上で、「貧乏はそういう意味でもいいと思う。あまり長く続くと、どうかと思うけど」と、ウイットをきかせた。(読売新聞より引用)
エッセイなどでたまに、
”演劇博物館でシナリオを読みあさった”
というエピソードが語られていましたが、
それは坪内逍遥の記念博物館だったんですね。
受賞したのが坪内逍遥大賞なので、
ちょっとした恩返しということなんでしょうかね。
<村上春樹オスメ本>
「象の消滅」 短篇選集 1980-1991 村上 春樹 (2005/03/31) 新潮社 この商品の詳細を見る |
村上さんの傑作短編17作品のオムニバスです。
ちょっとした旅行に最適♪