写真集 『目のまえのつづき』大橋仁
「僕たちは目のまえのつづきにいる、生きている限り、死ぬまで」。
父の自殺未遂という衝撃的事件を織りこみながらも、強く静かに生が焼き付けられている。
骨太にして息の長い眼差しに、写真の力が鮮烈に蘇った。<書評より>
この「目のまえのつづき」はかつて荒木経惟が”壮絶ナリ。”とその才能を高く評価した大橋仁の初の写真集。販売から月日は経つが、そのものが持つ重厚な力は決して色褪せていない。
大橋仁(おおはしじん、1972-) 神奈川県相模原市生まれ
1992年 第8回キャノン写真新世紀/荒木経惟選・優秀賞受賞
1999年 写真集『目のまえのつづき』(青幻舎)刊行
2005年 写真集『いま』(青幻舎)刊行
2006年 個展「ラッキーか?」(東京/エモン・フォトギャラリー)
現在、雑誌・広告・CDジャケット・プロモーションビデオ・CM撮影のディレクションなど幅広く活躍中。