那智の滝 和歌山県那智勝浦町
落差133m、落ち口13m、
滝壺深度10mの日本一の大瀑。
日本の滝100選のひとつ。
すぐ近くには熊野那智大社があり、
この滝はそのご神体として祭られている。
伝えによると、
神武天皇が熊野灘から那智の海岸
「にしきうら」に上陸されたとき、
那智の山に光が輝くのを見て、
この大滝をさぐり当てられ、
神としておまつりになったということ。
普段はもっと線の細い滝だが、
この日は台風の通過など、
雨天が続いていたためかなりの水量。
地元の人の話だと、
”一年でもいちばん流れているのでは”
とのことだった。
滝には割りと近くまでいくことができ、
その迫力は圧巻で、
一帯は滝の飛沫がミスト状に吹き上がっている。
滝壺は駐車場から階段で下った谷底にあるため、
奥まった環境と相まって、
真夏とは思えない清涼感が訪れるものを包み込む。
さらに滝の右側は
「那智原始林」といわれる原生林が広がり、
太古神武天皇が訪れた頃の神秘的な情景に
想いを馳せることが出来る。
Camera:CanonEOS5D EF24-105mmF4L IS USM
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