2009年度写真新世紀(第32回公募)結果速報
<2009年度 写真新世紀 グランプリ>
クロダ ミサト「He is ···.」
(選:蜷川 実花)
<優秀賞>
Adam Hosmer「1/2」
(選:南條 史生)
杉山 正直「オレハ・オララ」
(選:榎本 了壱)
高橋 ひとみ「コロニー ※colony=繁殖のための群れ」
(選:飯沢 耕太郎)
安森 信「女性讃歌」
(選:荒木 経惟)
「男性と共有する時間が好きで、
その時間をいつまでも止めておきたいから
写真を撮っているのだと思う」
と語ったのはクロダミサト氏。
クロダ氏は、彼を思う素直な気持ち、
素直な視点で撮った写真であることを
各審査員にストレートに伝え、
「写真を撮ることも好きだし、
写真を並べることでストーリーが生まれることも楽しい」
と写真に対する飽くなき情熱を語りました。
グランプリ選出のポイントは、
作品の強さ、表現の新しさ、そして作家の将来性など。
会議ではまた、写真新世紀のコンセプトや、
写真の幅広さと限界、写真の定義とは何かなどについても
審査員の間で意見が交換されました。
そうした議論の末、写真の力、写真の技術の豊かさ、
作家の将来性などが評価され、
満場一致でクロダミサト氏が
グランプリに選出されました。
(いずれもキャノンHPより引用)
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