タバスコ、あるいはペッパーソースについて

タバスコ、あるいはペッパーソースについて



どんなものにも歴史がある。
それはタバスコといえど例外ではない。

南北戦争の頃、
エドモンドはメキシコのタバスコ州から帰還した南軍兵士
(フレンド・グリーソンと考えられている)から
唐辛子の種を入手したとされる。

1862年にニューオーリンズが北軍によって陥落したため、
マキルヘニー一家は岩塩の産地として有名だった
エイヴァリー島へと移り住み、
そこで唐辛子の種をまいたという。

ところが、
南軍に塩を供給していた関係で
北軍の攻撃にさらされることになり、
さらにテキサス州へと逃れた。

終戦後の1865年に戻ってきたとき、
すっかり荒れ果てていた土地に、
一株のタバスコペッパーが生えているのを見つける。

エドマンド・マキルヘニーは、
タバスコペッパーの果実をとって潰し、
出てきた汁に蒸留酢と塩を混ぜたとされる。

それから3年後の1868年、
このソースを香水の空き瓶に詰め、
卸売業者を通じて350本売った。
そのときの香水の瓶は、
今日のタバスコソースの瓶の形に受け継がれている。

1870年に、
彼は自ら考案したタバスコソースの製法を特許登録した。
現在では全世界100カ国以上で販売されている。
(wikiより引用)

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05. 12月 2010 by hasestudio
Categories: 写真作品 |