はるかむかしの同級生
とくに昨日うかがった小学校は
6年生が21人の学校でした。
ぼくはすごく
なつかしい気分になりました。
と、いうのも
ぼくが卒業した小学校も、
6年生が21人だったからなのです。
いまでもその20人の同級生のことは
よく覚えています。
同級生がたくさんいるということが
どんなことなのか、
経験のないぼくにはわからないことですが、
そのひとの「輪郭」までくっきりとわかるほどの
付き合いというのも
なかなかいいものでした。
その在りし日の「輪郭」を思い出し、
あいつはいまごろ何をしているのかな?
と思いながら、
卒業生と在校生の「呼びかけ」の声に
耳をかたむけていました。