村上春樹とノーベル賞
村上春樹さんのノーベル賞候補の話題、
もはやこの時期の風物詩となってきました。
と、同時に
あ、そろそろ読みたいな、と
毎年著作を読み返すいい機会にもなっており、
むしろこのままとれないほうが
村上作品を世の皆様に定期的に知っていただける
いい機会なのかもしれません。
そもそもノーベル文学賞も
最近は年功序列の高齢化みたいな部分もあるようで、
大江健三郎氏のように、59歳という受賞もありますが、
今回受賞されたフランス人作家の
パトリック・モディアノ氏も69歳。
かの川端康成氏も69歳でした。
村上さんの小説ももちろんいいですが、
忙しい時期、短時間で読めるエッセイ集が大好きです。
最近は意図してまったく書かれておりませんが、
久しぶりに「村上朝日堂」みたいな
軽快なエッセイを書いてくれないかと
ひそかに期待しています。