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これはすごい!発表された5D MarkIIIのメリット

mark3

まちに待った、キヤノンの5D MarkIIIが発表になりました。
ちょっとマニアックな話なので、
センス重視のカメラ女子の方々は読み飛ばして下さいw
今回のバージョンアップのおおきな特徴としては
1 61点、測距点の大幅増加!(ピントを合わせる点の数)
2 感度25600、更なる低ノイズ化へ
3 CF、SDのダブルスロット搭載

といったところでしょうか。
なかでも個人的には
いままで5D系最大のウィークポイントであった
ピント問題の解決は凄い進歩だと思います。
EOSのピントを合わせる点は、
精度の高いクロスセンサーと
通常のセンサーの2種類あります。
以前のMarkIIは
この点の数が9点で、クロスセンサーは1点のみでした。
ですので、
5D系でちょっとしたスポーツの撮影をしようと思うと
結構気軽にピンぼけしたりするわけですw
これが
MarkIIIでは
点の数が61点でクロスセンサーが最大41点な訳ですから、
とっさの名シーンを逃すことなく撮れる可能性大です。
いままでは絵はきれいだけれども機動性はない、
いわばポートレートや風景向けのカメラでしたが、
これでかなり活用の場が広がりました。
おそらくノイズの処理も順当に進化すると思いますし、
これが30万円前後なら、
かなり買いのカメラじゃないかと思いますよ~。

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04. 3月 2012 by hasestudio
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ダークルームセミナー

作品検討会

こんどは、ダークルームセミナーです。

フィルム時代は、
現像やプリント処理をすべて暗室でおこなったので
暗室=ダークルームといったわけですが、

デジタル時代のいまは、
処理が部屋のパソコンで行われるため
明るい部屋=ライトルーム
フォトショップでおなじみのアドビ命名)
といわれたりもするわけです。

かつては、
撮影をするとプロラボにフィルム現像もプリントもお願いしていて、
撮影後の作業というのは
ほぼカメラマンの仕事ではありません
でした。

それが、いまは
撮影後のフィルム現像にあたる後処理は
完全にカメラマンの仕事となり、
写真の質というのは、
かなりの比重で
カメラマンの腕と直結するようになっているのです。

ですので、
みんなの表情も真剣そのもの。

お客様によろこんでいただけるように、
みんなでびっしり切磋琢磨の1日でした☆


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29. 9月 2010 by hasestudio
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発表!第35回木村伊兵衛賞 高木こずえ


写真界の芥川賞とも言われる、
第35回木村伊兵衛写真賞
が、
発表されました。

受賞者は高木こずえ氏(25)です。

高木氏といえば、
東京工芸大在学中の2006年に
写真新世紀でグランプリをとったのは
記憶に新しいところ。

そのときの『INSIDER』という作品は、
ひとりの人物を縦半分にして、
それぞれ反転したコピーを作り右だけ、
左だけの顔をつくり
何も知らないヒトは
その2人の人物が双子であるかのような錯覚を覚えます。

しかし、
高木氏はそういったスタイルにこだわることなく、
作品が発表されるたびに
がらりと作風が変わり、
そういった多様性が評価の対象
となったようです。

受賞対象作は
デジタル処理を施した人物や
風景などのスナップの『MID』(赤々舎)と

炎や曼荼羅(まんだら)のように見える
抽象的な作品が並ぶ『GROUND』(同)。

選考委員は、篠山紀信、土田ヒロミ、
都築響一、藤原新也の4氏。

授賞式は4月16日に東京会館で。副賞100万円。
選考経過と受賞作は
今月20日発売のアサヒカメラ4月号に掲載。
受賞作品展が4月15日~26日、
東京・新宿のコニカミノルタプラザで開かれます。

GROUND GROUND
(2009/11/15)
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12. 3月 2010 by hasestudio
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写真新世紀 審査員一新

 

写真新世紀 審査員一新



キヤノン写真新世紀。
草創期より話題を集め、排出した写真家は数知れず、
写真界に及ぼした影響は計り知れません。

ぼくも結構な回数、展覧会に足を運びましたが、
写真の質、アイディアなどは本当に斬新で、
いつもいっぱいの刺激をもらいました。

ことし、写真新世紀は20年目を迎えるわけですが、
この節目にレギュラー審査員の一新が行われました。

新メンバーは
椹木 野衣(さわらぎ のい)、大森 克己(おおもり かつみ)、
佐内 正史(さない まさふみ)清水 穣(しみず みのる)、
蜷川 実花(にながわ みか)
の5氏です。

大森さん、佐内さん、蜷川さんは
いわずと知れた優秀賞受賞作家。

清水さんは写真評論家で、ゲルハルトリヒターの訳書で有名、
椹木さんは近代日本美術評論に新たな視点を加えた
非常に重要な人物です。

みなさんタレントが豊富で、
この賞から、
きっとすばらしい写真家が生まれてくる
のではないか
と思います。今後の展開に期待ですね☆

そういえば、
最近知ったのですが、
今年度グランプリのクロダミサトさんは三重出身で、
asahi.comによると
地元高田高校の写真部だったそうです。

たまたま、当時関係のあった方にお話が聞けたのですが、
ご本人は本当は写真ではなく
デザインの勉強がしたかったのですが、
希望の大学には入ることができず、
また希望のコースを選べず、
それで写真のコースを選ぶことになったとのことでした。

いつどこで、
どんな出会いがあって才能が花開くか本当に分からないなぁ、
と思います。

じぶんで行きたいところにいって、
したいことをしてもそれが成功するかはわからない。

”したいこととできることはちがう”
ということなのかもしれません。

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06. 3月 2010 by hasestudio
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