Category Archives for 写真・美術・アート
20th Century Photography
20世紀は写真史にとって
とっても大きな意味をもつ世紀でした。
撮影技術の進歩はもちろん、
写真という存在そのもののにおいても
多くの意義ある写真が残されました。
この本では
20世紀に足跡をのこしたたくさんの写真が
総670ページわたり紹介されています。
これから新しい写真の世界を模索していくうえでも
先人の足跡を通史的に振り返ることで得られる意味は、
けっしてちいさなことではないはずです。
20th Century Photography
TASCHEN
屋上アイランド
誰しもが子供の頃、
あこがれと期待を胸に駆け上がった屋上遊園地。
最近はずいぶん見なくなったせいか、
そこにはノスタルジックな雰囲気が感じられます。
屋上遊園地、
もう名前だけでもステキです。
夢がありますよね。
自分の子どもたちにも
こういった感情、つたわりますかねー。
しかし、この本では
屋上遊園地だけでなく、
上を憩いの場として改装した建築事務所や
屋上を個室にして利用している日本料理店など
様々な屋上の姿が全23ヶ所紹介されています。
屋上はより興味深く進化しているようです。
実際の住所も書かれているので、
この本をたよりに屋上めぐりをしてみるのも
いいかもしれませんねー。
屋上アイランド
きんとうん出版
三沢厚彦さんの愛すべき動物たち
きのうはオフだったので、
行きたかった三沢厚彦さんの展覧会に行って来ました。
なんとも愛嬌のある動物たち。
悟りました。
”すべての動物には肉球がある”
そんな気がするコミカルで温かみのある作風。
図録ももちろん買いました。
ぼくは年間結構な数の展覧会にいきますが、
図録は無条件に買うことにしています。
展覧会は必ず2周回って目に焼き付けて、
あとでゆっくり図録の解説を読むのがぼくのスタイル。
なにはともあれ、
動物たちに癒されまくった1日でした☆
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『写真作法』 土門拳
かつて伝説の写真家がいました。
豪快にして繊細、
作品のためには尋常ではない粘りを見せ、
撮影中は飲まず食わずで弟子にも厳しく、
「鬼の土門」
と称されるほどの鬼気迫る仕事ぶりだったそうです。
そのストイックな写真への向き合い方がつづられたこの本は
ストイックに文字だけです。
これだけで拒絶反応が出る人もいるかもしれませんが、
そこは写真界きっての名文家といわれた土門先生。
力強く説得力のある文体で
すらすら(とまではいいませんが)読めてしまいます。
写真を志して、道に迷った時読んでみると
そこにたくさんのヒントを見つけることができるはずです。
写真作法(しゃしんさっぽう) 土門拳