補色残像(ほしょくざんぞう)


補色残像とは、文字どおり補色がのこるということなのですが、
どういうことかというと論より証拠♪ 下の画像でおためしください(*^-゚)v


☆やり方は
1 画像の上にマウスのポインタをおく。 
  →すると画像が反転します。
2 できるだけ目を動かさず、この画像を約30秒間ながめます。 
  *この際、花のどれかひとつをながめつづけるのがポイント。
3 30秒たったら、マウスのポインタをはずす。
すると、グレースケールの画像の花に色があるように見えます。
なぜこのようなことが起こるかといえば、同じ色をずっと見ているとその色に対する錐体細胞の感度がさがることにより,モノクロの画像を見たときに補色が知覚されるのです。
有名なところだと手術服の色もそうですし(血液の赤い色ばかり見るため、補色の青緑色を使用)とか高速道路の標識の色(赤いテールランプばかり見るため)なんかもそうです。
同じ背景で撮った人物の画像の処理をしていて、そのときは色が合っていると思っても、後日見てみるとまったく想像しているのと違った色みになっていることがあります。
これは、まさに長時間同じ色を見ていることにより起こる目の感度の低下なのです。
 画像処理は、適度に休憩をとりながらしたほうがいいようです♪



04. 11月 2007 by hasestudio
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