知られざる鬼才マリオ・ジャコメッリ/シュルレアリスムと写真痙攣する美
会期:2008年3月15日(土)~年5月6日(火・祝)
会場:東京都写真美術館(東京都) MAP
開館時間10:00~18:00(木・金のみ20:00)
月曜休館(5/5は開館)
日本の植田正治のように、
自分の生まれ育った土地で
死ぬまで写真を撮り続けたジャコメッリは、
日本ではあまり知られることの少ない作家ですが、
その創作性の高さから、
欧米では高く評価されてきました。
ジャコメッリの写真の数々を見ていると、
写真に必要なのは環境ではなく、
個々人の精神性なのだということを
改めて気づかされます。
会期、会場、開館時間同上
シュルレアリスムとは、作家アンドレブルドンが
”シュルレアリスム宣言”をしたことにより
世界中に広がった芸術運動のことで、
絵画や広告ファッションに至るまで、
あらゆる分野に浸透し、
それは写真の世界においても
無関係ではありませんでした。
この展覧会では、
マン・レイや、ハンス・ベルメールなど
この運動に強くかかわった作家から、
同時代に生きたアッジェを代表する作家たち、
日本も含めた海外の作家たちが
どのような影響を受けたかということを
新たな視点で迫っています。