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アンドレアス・グルスキー展 @国立国際美術館
アンドレアス・グルスキー展に行って来ました。
場所は大阪の国立国際美術館。
なんだかんだで年に1度は来ています。
近年雑誌などで盛んに紹介されているので
ご存知の方も多いかもしれませんが、
大判カメラでの細密な表現が特徴の作家さんです。
大判カメラのもう一つの特徴としては、
画面の圧縮があります。
例えば35mm判での焦点距離50mmの標準レンズは
8☓10だとおよそ焦点距離360mm前後にあたります。
360mmというのは
35mm判でもけっこうな望遠です。
望遠レンズの特徴は遠近感の圧縮なので、
遠景と近景がディフォルメされるように近く写るのです。
その2つの要素が渾然となって、
この濃密な写真群を生み出しているのだと思います。
はっきりいって
図録ではほとんど伝わらないのですが、
実物の写真は数メートル単位の巨大なものばかりで、
写真そのものの力に圧倒されます。
写真の大きさで写真のチカラが変わることを
この写真展で再認識しました。
みなさまもぜひ
展覧会に行ってこの写真体験をしてみてください。
※大判カメラ
主に4☓5インチや8☓10インチの大型のフィルムを使うカメラ。写真を引き伸ばすときの倍率が小さくて済むので、ディテールの再現がよい。
『10.000人の写真展PGC家族の絆展』in ナディアパーク
ことしも恒例の
『Photo is 10.000人の写真展&PGC家族の絆展』が
栄のナディアパークでおこなわれます。
昨日の搬入から参加する予定でしたが台風で断念し、
せめて今日はと思い一番に会場入りしました。
昨日の嵐が嘘のような青空。
お出かけついでにぜひお立ち寄りください♪
Tsu Familly Land 浅田政志写真展 レセプションパーティ
ついに始まりました、
Tsu Familly Land 浅田政志写真展。
先日、そのレセプションパーティに
お誘いいただきまして
行ってまいりました☆
会場はすごいヒト。
ミュージアムレストラン内だけでは収まりきれず、
庭までうめつくしていました。
左上は三重県立美術館の館長さん。
このかたが来てから、県美はむちゃ楽しくなりました♪
浅田さんのスピーチも津に対するあったかい気持ちが
いっぱい伝わってきました。(中段右)
取材クルーも入って、
FM三重伊藤あやさんにもお会いしました。
とっても気さくないいかたです。(下段左)
浅田さんのお父さんと
浅田さんの作品に参加されたお父さんのツーショット。
家族写真というものについて
熱くお話を聞かせていただきました。
本当にありがとうございました。(下段右)
もちろん写真展ももの凄くて、
写真をお見せしたいのですが、
実際足を運んでいただいて見たほうが
この写真展のすごさが分かると思いますので、
ネタバレしない程度に加工して掲載しておきます。
浅田さんのアイディアがいっぱい詰まった写真展、
ぜひご覧くださいね~☆
あ、
いい忘れましたが、
三重県地域物産展浅田屋にて
ひそかにキーホルダーとマグネットを販売しています。
よかったら買ってくださいね(*^-゚)♪
『Tsu Family Land 浅田政志写真展』
2010年4月17日(土)-5月30日(日)
休館日:毎週月曜日
主催=三重県立美術館、中日新聞社
後援=NHK津放送局
企画協力=赤々舎
助成=(財)岡田文化財団、(財)三重県立美術館協力会
『森山大道写真展 – 北海道<序章>』
ある記事によるとこの写真展は
”写真家・森山大道氏が
1978年北海道で撮影したモノクロ写真を中心に、
1964年以来、現在に到るまでの北海道各地で撮りためた
約2000点(うち未公開約1500点)の写真作品により構成。”
とある。
1978年というのは1972年に刊行された
『写真よさようなら』以降の
スランプから立ち直り始めた非常に重要な時期で、
このころ
北海道に3ヶ月ほどアパートを借りて撮影したくだりは
『犬の記憶 終章』に詳しい。
もう、このころの未発表作品というだけで
フリークとしては興味津々なのだが・・・、
さらに
”*札幌宮の森美術館のほか、夕張市美術館、
アルテピアッツァ美唄、札幌PARCO、東川町文化ギャラリーで
それぞれ地域、展示コンセプトに沿ったセレクトによる
展示が開かれる。
また、今回を「序章」として、
2010年、2011年(最終章)と展示が予定されている。”
という壮大な計画。
なんとかしていけないものか・・・。
いま脳が超高速で回転しています。