Daily Archives for 2009年1月19日

2008年エプソンカラーイメージングコンテスト

 

2008年エプソンカラーイメージングコンテスト
写真部門グランプリ
[ 生存料金についてのお知らせ ]
小野 麻早Masao Ono

360×297mm/169頁作品集
http://www.epson.jp/contest/gallery/cia/2008/02.htm

このBOOK形式の写真等は、終わる事のない、入れかえ自由、ハリ合わせ自由、付けたし自由、破壊OK、書きタシ、その他、日々変化しつづけるためのBOOKである。ただし、大きさに限界がある。
デジタルカメラとプリンターで安価に写真制作が出来る事を知ったのは、つい最近。デジカメとプリンターでこれだけ、遊べるとは夢にも思わぬ事、生まれつき無情な私には、もってコイのツールであった。
人は生まれてから、たくさんの世界と接する事になる。特に初期の世界との接しょくは、その人を決定的に、諸感覚を捕らえ、認識し脳にキザミ込む時期であるようだ。
貴方は、世界をいくつお持ちでしょうか。その数が多ければ多いほど、良かれ、悪しかれ、生きがい、感動、喜び、悲しみ、楽しみ、エクスタシー、苦しみ、全てが貴方の人生をオオイツクス。
・・・・いろいろ、ヨケイな事をかいてしまった。私は、その世界の感覚、エタイの知れない事物との関係を表現の動力として、作品を見出したい。(エプソンHPより引用)

ここ数年、ガーリーフォトの流れも落ち着き、
写真界は次の流れを模索しているような流れであったが、
今回のカラーイメージングコンテストの写真部門グランプリは、
55歳のベテランカメラマンが受賞した。

その名を小野麻早(おのまさ)。

おもにグラビア系の仕事を多くこなしてきた人物らしいが、
調べてみると六本木スタジオに18歳で入り、
いろいろなトラブルから19歳で最年少チーフになり、
あの横木安良夫氏の
2番目のアシスタントを務めたこともあるらしい
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受賞作の錯綜したイメージの渦、
写真そのもののリアリティといかがわしさ、
いろんなものが混沌となって迫ってくる。

氏はずいぶんと自由に生きてきたかたらしいが、
そのなににも縛られない
膨大な脳内のドーパミンが噴出した結果、
それは膨大なイメージであるというより
小野麻早そのものの具現なのかもしれない。

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19. 1月 2009 by hasestudio
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