Monthly Archives for 3月 2009
写真集 『PERSONA』 鬼海 弘雄
『PERSONA』は写真家の鬼海弘雄氏が、浅草は浅草寺の境内の壁をバックに30余年に渡り撮りつづけているポートレイトの集大成である。
たまたま通りかかったひとをよびとめて、ただ淡々と撮影していく。
そこには演出も何もないが、逆にこれだけ、そのひとそのものを写しこむことがいかに難しいかは、ちょっと人物を撮影したことがある者なら誰にでもわかることだ。
本書では、まず冒頭に1973~74年に浅草寺で撮影された写真が掲載され、そして165点におよぶ写真は、ほとんど1999~2003年に撮影されたものだが、なかには偶然に十数年ぶりに同じ場所で同じ人物に出会って撮影されたものもある。
そのほぼ同じ構図で撮られた同じ人物の写真は、語らずしてじつに多くのことを語っている。シンプルな構成のなかにすべてが宿っている。
この写真集は大判(A3変型)とかなり大きな体裁をとっているが、これはオリジナルプリントそのままの大きさを掲載するためで、さらにはトリプルトーン(モノクロ3色刷り)のクオリティでその奥行きのある繊細で深い調子を再現している。
鬼海 弘雄(きかい ひろお、1945年 – )
1945年 山形県寒河江市生まれ。法政大学文学部哲学科卒業。
山形県職員を辞して、トラック運転手、造船所工員、遠洋マグロ漁船乗組員など様々な職業を経て写真家に。1973年より浅草寺で人物写真を撮りはじめる。武蔵野美術大学映像科講師。
<主な受賞>
APA賞特選、日本写真協会新人賞、伊奈信男賞、「写真の会」賞
写真集「PERSONA」で第23回土門拳賞を受賞した。
海馬
タツノオトシゴのことを海馬(カイマ、カイバ)と言ったりしますが、きょうは脳の海馬の話です。海馬は、大脳辺縁系の一部である、海馬体の一部で特徴的な層構造を持ち主に脳の記憶や空間学習能力に関わる処理をしている器官です。
最近糸井重里さんと池谷裕二さんの対談、『海馬』を読んだのですが、すごいですね!知らなかったことがいろいろとかいてあります。
かいつまんで書いてみると
・脳細胞は1秒に1個くらい死んでいく
→確かに死ぬが、不必要な細胞が死ぬだけで、使っているところの連絡を密にすることが重要。海馬の脳細胞は減るどころか、使えば使うほど増えていく。
・夢は海馬が作り出す
→これは1日取り込んだ記憶を脳が整理し格納するための作業で、無理やり寝ないでいるとこの作業ができなくなるため、海馬は起きている間でもこの作業をしようとする。つまり幻覚が見える。
・頭のよくなる薬、悪くなる薬は存在する。
→風邪薬なんかはアセチルコリンの分泌をおさえやる気がなくなるらしいです。
などなど、興味深い内容が目白押しです。
この本を読んで、脳は30歳を超えてからなんだ! 使い方次第でどんどんかしくこなるんだ!ということがわかりずいぶん勇気づけられましたw みなさんもぜひ読んでみてくださいね☆
海馬/脳は疲れない ほぼ日ブックス (ほぼ日ブックス) (2002/07/10) 池谷 裕二糸井 重里 |
写真集 『静かな生活―南部辰雄写真集 』 南部辰雄
静かな生活―南部辰雄写真集 (2009/01) 南部 辰雄 |
なんともいえない豊かな階調と不思議な雰囲気を持つモノクローム。
南部辰雄の持つ世界観は写真の持つ奥深さを、静かに見るものに届ける。
今年必読の1冊です。
南部辰雄(なんぶたつお)
1972年 東京、六本木スタジオを経て、名古屋の広告写真スタジオへ入社
1983年 「LANDSCAPE」 を設立
1986年~90年 名古屋広告実践学校、トライデントスクールオブデザインにて講師
1990年 自社ビル&スタジオ竣工
1992年 「・LA NDSCAPE LAND」 設立
しちごさんもうすぐはじまりま~す
こんにちは~☆
はせりかです。
先日、七五三の撮影に来てくれたココちゃん。
かわいかったので、
ブログにアップさせてもらいました!
3才頃のお写真って、
なんといってもしぐさがかわいいですよね~
みんなして、
メロメロになりながら撮影させてもらいました!!
今年もすでに七五三の衣裳の買い付けを終え、
衣裳の到着をいまか、いまかと
首を長~くして待ってるところです。
全部受注生産のかわいいブランドものばかりなので、
到着したら、またブログで紹介していきますね~♪