空をみること
夜の明かりに照らされた花たちには
不思議な引力があります。
いなかで育ったぼくは
よく地面に寝そべって星をながめたものでした。
近くには街灯という街灯もなかったので
肉眼でも6等星くらいまでは
普通に見えるようなところです。
そんな星を”じーっ”と見ていると、
あるとき”ふっ”と
空に吸い込まれていくような感覚がありました。
それなりに街灯があるところに住むようになって、
それほどしっかりと空が見えることは
なくなってしまいましたが、
こんな花たちを”じーっ”とながめていると、
そのころの感覚がそこはかとなく
よみがえってくるのです。
Camera:CanonEOS5D Mark2 EF24-105mmF4 USM
Developping:Adobe PhotoShop Lightroom ver2.6
Finishing:AdobePhotoshopCS3 ver10,00