Daily Archives for 2013年7月21日
野球撮影の大敵
と、いうわけで
きょうは高校野球の撮影です。
プレー中の写真は掲載NGなので
写真は津球場の外観で失礼します^^;
野球の撮影でどんな写真が撮れるかは
球場によって左右されます。
というのも
大体の球場にはフェンスが設置されていて、
基本的にはフェンスごしの撮影になるからです。
やっぱりフェンスの網が写ってしまっては
画面がごちゃごちゃしてあまりいい写真にはなりません。
そこでぼくたちカメラマンは
なるべくフェンスの存在を感じさせないように
フェンスギリギリまで近寄って撮影することになります。(※1)
そのためむちゃくちゃアクロバチックな体勢で
写真を撮っていたりしますが、
いい写真を撮るためやむを得ずやっていることなので
暖かく見守ってあげてください。
ともあれ撮影していた担当の高校は快勝、
いい写真もたくさん撮れました。
(※1)
フェンスなどの障害物をなるべく写さないようにするには
極力望遠のレンズを使って、できるだけフェンスに近づくと
写真に写りにくくなります。
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『写真作法』 土門拳
かつて伝説の写真家がいました。
豪快にして繊細、
作品のためには尋常ではない粘りを見せ、
撮影中は飲まず食わずで弟子にも厳しく、
「鬼の土門」
と称されるほどの鬼気迫る仕事ぶりだったそうです。
そのストイックな写真への向き合い方がつづられたこの本は
ストイックに文字だけです。
これだけで拒絶反応が出る人もいるかもしれませんが、
そこは写真界きっての名文家といわれた土門先生。
力強く説得力のある文体で
すらすら(とまではいいませんが)読めてしまいます。
写真を志して、道に迷った時読んでみると
そこにたくさんのヒントを見つけることができるはずです。
写真作法(しゃしんさっぽう) 土門拳