Category Archives for 写真用語集

置きピン


ピントをある距離にセットしたままで撮ること。動く被写体をAF(オートフォーカス)で写していると、被写体の動きや揺れによってピントが安定せず撮りにくい時に使う。AF(オートフォーカス)でいったんピントを合わせて、MF(マニュアルフォーカス)に切替えるかフォーカスロックした状態でシャッターのタイミングを待つ。
0235.jpg
図の場合、
カメラに向かってくるA地点の物体があるとして、シャッターを切りたいポイントをBとする。
そこで、B地点の地面などでピントを合わせ物体がそのポイントに来るのを待ち、シャッターを切る。
しかし、物体はコチラが撮ろうと思って、実際にシャッターを切るまでのあいだも移動しているので、多くの場合B地点で撮りたいと思ってもそこでシャッターを切るとD地点近くまで来てしまう。
そもそもピントが合う範囲には被写界深度というものがありF値が大きければ大きいほどピントが合ったところの前後一定の範囲のピントはある程度あっている。そして被写界深度にはピントの手前よりも奥のほうが深い傾向にある(イメージとしてBDに対してCDくらいの余裕がある)。
そのことを踏まえると、B地点に来るちょっと手前くらいでシャッターを切るとよりイメージに近いピントの写真が撮れる。
カメラにどれくらいの被写界深度があるのかはこちらのサイトを参照。

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03. 7月 2009 by hasestudio
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AFテレコンバーター(えーえふてれこんばーたー)


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AFレンズ(*)用のリアコンバーターのほかにAF一眼レフへAF以外の旧タイプのレンズや、製品によっては他社のレンズも装着可能な、リアコンバーター方式のAFアダプターを指す。
倍率は1.4、1.7、2倍などで、その倍率だけ併用時の合成焦点距離が長くなる。
その際開放時の絞りが1~1.5絞り程度落ちる。
なお、メーカーによってエクステンダーEFとかAFテレコンバーターなど様々な名称がある(写真はキヤノンのエクステンダーEF 1.4倍)。
(*)AFレンズのAFとはAutoFocus(自動焦点)の単語の頭文字をとったもの。

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12. 4月 2009 by hasestudio
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二重塗布(にじゅうとふ)


主にモノクロフィルムで行われる技法で、感光層である乳剤は支持体であるフィルムベースの上に下敷きをして、その上に塗布される。
このときフィルムのラチチュードを広くするために下に低感度の乳剤を引き、その上に高感度の乳剤を塗る。これを二重塗布(ダブルコーティング)という。
現在では、ほとんどのフィルムが二重塗布(ダブルコーティング)となっていてラチチュードが広く撮影時、または現像、プリントの後処理時に非常に使い勝手がよくなっている。

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31. 1月 2009 by hasestudio
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サムネイル(さむねいる)


サムネイル
サムネイルとは画像閲覧ソフトやカメラなどについている多数の画像を一覧表示するために縮小された画像のことをいう。
撮影された一般的な画像自体は画素数が大きいため、表示する画像の数が多すぎる、もしくは大きすぎる場合に画面や掲載物の掲載範囲を超える場合がある。
さらに、表示に際し大きな容量を消費してしまい読み込みに非常に時間がかかってしまうため小さいファイルサイズに処理し表示されることが一般的である。
その場合擬似的に縮小化されたものを代替にて掲載することにより、ページや画像の内容確認程度の用途において効力を持ち、視認スピード向上を図ることが出来る。その場合、サムネイルの画像をクリックすると本来の大きさの画像が表示されるようになっていることが多い。
ちなみにサムネイルとは英語で”thumbnail”、つまり「親指(thumb)の爪(nail)」という意味で、親指の爪のように小さく簡素であるという意味から来ている。
 

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29. 12月 2008 by hasestudio
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