内視鏡カメラ(ないしきょうかめら)


グラスファイバー製の柔軟なチューブの先端にレンズと発光部を仕込み、患者が飲み込むなどして体内の患部を観察、撮影をおこなうカメラ。
現在の内視鏡につながる機器としては19世紀にボッチーニが開発したLichtleiter(1805年)、デソルモの膀胱鏡(1853年)を初めとする。この頃は硬製鏡を使用していて、一般の人が飲み込むのは難しく、大道芸人などを対象としていた。光ファイバー製になったのは1960年代頃から。
内視鏡カメラとしては胃鏡カメラ(ガストロカメラ)が有名だが、その他気管支鏡カメラや直腸鏡カメラ、腹腔鏡カメラ、血管内視鏡など用途に合わせて様々な種類がある。
患者に対して負担の少ない、飲み込んで使用するカプセル内視鏡などもある。

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18. 2月 2007 by hasestudio
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