Monthly Archives for 3月 2007

写真サークルにはいる。


カメラをもらったぼくは、
その春立命館大学というところに入学しました。

なにかサークルに入ろうとは思っていましたが、
具体的なことは何も決めておらず、
アメフト部
(この学校はアメフトが全国的にも強く有名)
のがたいのいい先輩数人に囲まれ
「一緒にいい汗ながそうぜ!」的なことを
言われたりもしましたが、

高校までさんざん
体育会的なことはやってきたので
もういいかなという思いがありました。

そうだ!これからは文化的なことだ!!”
と強く決意し、
カメラをもらったからという安易な動機を胸に
写真のサークルに入ったのでした。

しかし!
このサークル表面上文化サークルですが、
その実体質としては非常な(もしくは非情な)
体育会系サークルであることが
じきに分かってきました(笑)

BOXは常にタバコの煙で充満し、
飲み会での飲酒量は半端ではありません。

おまけに2次会の前には必ず鴨川に立ち寄り、
おもむろにズボンをまくり上げて全員で入水し、
円陣を組みながら校歌と応援歌を歌うという
非常にアツイサークルでした。

この入水の儀式
(といっても差し支えないとおもいます・・・)
は季節を問わず行われ、
2月のもっとも水温が下がる時期には、
足は冷たさではなく痛みが走り、
数分もたつと感覚がなくなります。

しかし、
みんないやがると思えばそんなことはなく
結構面白がってみんなやっていました。

結構橋の上にはギャラリーが集まって、
時々アツイ声援を送ってくれたりもします。

とおい噂では、
いまでもその儀式は継承されているようなので、
京都の鴨川にはいって円陣くんで
校歌歌ってる集団がいたら
”あっ”あれだなと思ってくださいね☆


30. 3月 2007 by hasestudio
Categories: 写真のこと | Tags: , | 7 comments

写真集 『LIME WORKS』 畠山直哉


ライム・ワークス LIME WORKS ライム・ワークス LIME WORKS
(2008/03/01)
畠山直哉

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この写真集は、日本各地の石灰工場セメント工場などを収めた作品集です。
大判カメラで撮影されたこの写真群は、日常見かける工場であるというよりも、むしろ何か特殊な生き物であるかの様な不思議な印象を見るものに与えます。
淡々と並べられたこの写真を見ていると、通常このような建物に対して抱くことがないような”美しさ”であったり、”人工物の精緻さ”について考えさせられます。
そして、写真の裏側に存在する明確な作者の意識に、そして圧倒的な迫力に、ただただ圧倒されるばかりです。
*氏はこの作品集で第22回木村伊兵衛写真賞を受賞されました。
畠山直哉(はたけやま なおや、1958年 – )
岩手県陸前高田市出身。
筑波大学芸術研究科修士課程修了。
大辻清司の影響で写真をはじめ、大学卒業後は東京に移り活動を続ける。
<主な受賞>
1997年 第22回木村伊兵衛写真賞(「都市のマケット」「LIME WORKS」)
2000年 第16回東川賞国内作家賞
2001年 第42回毎日芸術賞受賞(「Underground」)
2001年 第49回ヴェニス・ビエンナーレ日本館参加
2003年 日本写真協会年度賞受賞

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29. 3月 2007 by hasestudio
Categories: 写真集・写真関連書籍 | 4 comments

夜が来る。


夕焼けの木,シルエット,写真

夕焼けは、それはそれとしてきれいなのですが、
日が完全に沈む直前、ほんの2,3分だけ明るくなってから沈んでいきます。
そのほんの2,3分のあいだの空って、すごく鮮やかなんです。
使用機材 Canon EOS5D 
PhotoshopにてRAW現像処理
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28. 3月 2007 by hasestudio
Categories: 写真作品 | 2 comments

きっかけは・・・。


写真をはじめた理由というのは
ひとそれぞれいろいろあるのだと思いますけれど、
ぼくの場合わりと特殊なのかもしれません。

ぼくは小学校4年から高校まで
ずーっと野球をやっていました。

毎日くたくたになるまで練習して、
毎食どんぶり2杯ぶん(危険ですよね・・・)
のご飯を食べて生活していました。

いまからして思えば、
このころのぼくには、
カメラマンになっているなんてことは
まず想像すらしていなかったでしょうし、
このころは毎日を生きるのに精一杯で、
先のことなんてまったく考えてすらいませんでした。

こんなぼくが写真を始めるきっかけは、
本当に”奇跡”と思えないこともないほどの
友人の気まぐれからでした。

それはなんの前触れもなくやってきました。

その友人は前置きもなく
手にした一眼レフを差し出し
「これあげるよ」といきなりぼくにくれたのです。

それはPENTAX Z-5という1眼レフで、
当時でもレンズ付で
15万円前後したのではないかと思います。

まあ、以前から気前のいい友達ではあったのですが、
さすがにこんな高価なものを
”ありがとう”とすんなりもらってしまうわけにもいかず、
返そうとしましたが、

”まったく使わない人間が持っていても
カメラがかわいそうだから”

といって
結局ぼくがもらいうけることになってしましました。

かくしてぼくのカメラとの付き合いは、
このいきなりすぎる友人の
気まぐれから始まったのでした。

人生何が起こるかわかりません。。。



27. 3月 2007 by hasestudio
Categories: 写真のこと | Tags: , , | 12 comments

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