写真集 『東京窓景』 中野正貴
その名のとおり、東京の風景をさまざまな窓から切り取った写真集。
4×5(Sinar F)で丁寧に、丁寧に撮影されています。
しかし、どの風景も何気なく写っていますが、部屋の中と外を両方ともきれいに写すのは撮影、プリント技術、光を見る目のすべての技術がかなりのレベルにないとすごく難しいことなのです。
いまでこそデジカメで合成が出来ますが、それをフィルム(撮影データによるとコダックのPORTRAとフジのNCを使用しているようです)でされているのがこの写真集のすごいところです。
ぼくも窓からの景色が好きでよく撮ったりもしていましたが(*参考写真)中野さんはやることがすごいですね。さすがに知らないヒトの家に行ってアポイントとるまではしなかったです(笑)
東京の魅力がいっぱい伝わってくる写真集です。
中野正貴(なかのまさたか。1955年- 福岡県生まれ)
1979年 武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン科卒業
写真家・秋元茂氏に師事。
1980年~フリーランスのフォトグラファーとして、雑誌表紙および各種広告撮影を手掛ける。
<主な受賞>
2001年度写真家協会新人賞受賞 『TOKYO NOBODY』
2004年 第30回木村伊兵衛賞受賞 『東京窓景』
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