Daily Archives for 2008年2月22日
写真集 『細江英公の写真1950‐2000―EIKOH HOSOE:Photographs』
細江英公の写真1950‐2000―EIKOH HOSOE:Photographs (2000/09) 山形美術館、 |
現代写真を語る上で、あまりにも有名な細江英公。
その先鋭的で実験的な姿勢は、いまも見るものを惹きつけて止みません。
この写真集は数年前に開催された細江英公の回顧展の図録として作られたもので氏の代表作がほとんど納められています。表紙の写真は「おとこと女」のなかのワンカットですが、実際に会場で見たそのプリントは物凄いものでした。
モノクロで、写真でこれだけのものが表現できるのか!! と思わせるぐらいの圧倒的な存在感と質感。ぜひ現物をみる機会があれば見に行ってください。ぼくの言っている意味がわかると思います。
細江 英公(ほそえ えいこう、1933-)
1933年 山形県米沢市生まれ。
1947年 終戦後新しい時代に備え新しい名前をつけるよう従兄弟から勧められ、以後「細江英公」と名乗る。
1951年 「富士フォトコンテスト」(学生の部)で『ポーディちゃん』が最高賞を受賞。
1954年 東京写真短期大学を卒業し、フリーに。
1967年 東京写真専門学校で教鞭をとる(1969年まで)。
1974年 若手写真家による寺子屋形式の学校「WORKSHOP写真学校」(文京区後楽)の設立に参加。
1975年 東京写真大学短期大学部(現東京工芸大学)教授となる。
1981年 日本写真家協会副会長となる。
1994年 東京工芸大学芸術学部教授に就任。
1995年 清里フォトアートミュージアムの初代館長となる。
1998年 東京工芸大学芸術学部及び大学院芸術学研究科(修士)課程教授となる。
<主な受賞>
1960年 日本写真批評家協会新人賞 『おとこと女』
1963年 日本写真批評家協会作家賞 『薔薇刑』
1970年 芸術選奨文部大臣賞 『鎌鼬(かまいたち)』
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