構造から見た百貨店におけるエレベーター推論
デパートというところにはあまり行かないのですが、
いくと必ずエスカレーターを利用します。
エスカレーターというのは
考えれば考えるほど良く出来たもので、
乗っている人は他にすることもないので、
”きょろ、きょろ”と周りを見渡すことになります。
と、いうことはつまり
エスカレーターというのはお店側にとっては
絶好のプレゼンテーションの場ということになります。
そのため、エスカレーター周辺には
売り出し中のものや見せたいものが
集中することになります。
移動速度は毎分30mで、
安全性ということもありますが、
視界に入ってくる展示物をじっくり見るには
至的な速度ではないかと思います。
各階の配置も良く考えられていて、
デパートを利用する(利用を提案する)のは
ほとんどが女性なので、婦人服、化粧品などは
利便性の高い1~3階の良く目立つフロアに配置されます。
催事場などは、
購買と別目的での来場が予想されるので最上階付近、
来場頻度の低い男性向けの紳士服売り場は
だいたい全フロアの中間の
アクセスの悪い場所に配置されるような気がします。
そして、エスカレーターが上がった正面に
そこのメインが配置されています。
このように、エレベーター周辺というのは、
購買欲を最大限高めるために、
きわめて論理的に作られているのだと思います。
そして、そんなことを考えながら、
ぼくは、なにも買わずにデパートをあとにしました。
・・・
*´∀`)てへっ☆
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