比叡山延暦寺にいってきました!
2年ぶりに比叡山延暦寺に行ってきました。
延暦寺は京都と滋賀にまたがる
比叡山に点在するお寺で、
最澄により開かれたと
歴史の時間に習ったかもしれません。
しかし、
実際には延暦寺というお寺は存在せず、
東塔(とうどう)、西塔(さいとう)、
横川(よかわ)という3つのエリアの
三塔十六谷の堂塔の総称を延暦寺というらしいです。
最澄ということで
天台宗のお寺かといえばそう単純なものでもなく、
ここで修行をしたのは
日本天台宗の基礎を築いた円仁、円珍、
浄土宗の開祖法然、
浄土真宗の開祖親鸞、臨済宗の開祖栄西、
曹洞宗の開祖道元、日蓮宗の開祖日蓮など、
名僧のオンパレードで、
日本仏教のメッカのようなところなのです。
写真は延暦寺にとって最も重要なお堂、
根本中堂です。
といっても朱塗りの建物は
重要文化財の回廊で、
本堂は奥に見える薄緑色の建物で、
国宝に指定されています。
その根本中堂には
開山以来1200年間燃え続けている
”不滅の宝灯”があり
薄暗い境内にはとても
神聖な空気に満ちあふれています。