ノーベル賞とiPS細胞とアップルのこと

iPS細胞がノーベル賞

先日京都大学の山中教授が
ノーベル賞を受賞されました。

日本人の医学生理学賞の受賞は
利根川進さん以来25年ぶり2回目のこと。

受賞対象のiPS細胞というのは、
体のどんな遺伝子からも
人間のあらゆる細胞を作り出せる
というスグレモノ。

かんたんに言えば
ヒトの毛根の遺伝子からでも
心臓みたいな臓器を作り出せる
ってことです。

それにしてもこの細胞、
あたまのアルファベットが小文字なの気づきました?

ぼくもなんでだろうと思って調べてみたのですが、
これは山中教授の意向で、
『世界中で人気の携帯音楽プレーヤーのiPodみたいに、
iPS細胞が世界中に広まって人々の役に立つよう』

という思いが込められているそうです。

むずかしい医学の分野ですが、
堅苦しく考えることなく
ときにはこういう遊びゴコロを忘れないからこそ
到達できる偉業なんでしょうね。

Think different
すでにあるものを結びつけて
新しい価値を生みだす天才
だった
アップルの故スティーブ・ジョブス。

彼のマインドはすべてのことに通じているようです。

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10. 10月 2012 by hasestudio
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