いままでキムチと呼んでいたものはなんだったのか
先日は取材で焼肉で有名な鶴橋にほど近い
生野のコリアタウンに行って来ました。
コリアタウンといえばキムチということで
本場のキムチ作りの体験を撮影したのですが、
本場のキムチは味がぜんぜん違います。
いかに市販のキムチが
日本向けにカスタマイズされているかが分かります。
お話によると手作りされているキムチには
賞味期限というものは存在せず、
食あたりはぜったいにしないと言っていました。
そして白菜キムチが代表的ですが、
韓国ではなんでもキムチにして食べるのだそうです。
またつけたてのキムチは辛さが一番強く、
つかるにつれて
辛さのカドが取れ酸味や旨味が出てくるそうです。
またいちばん驚いたのは
同じ材料を使っても
そのヒトの体温や手の動き、環境温度等によっても
味がぜんぜん変わってくるそうで、
その家庭ごとにおふくろの味は違うそうです。
ここ数年おじゃましているお店のおかみさん、
いつも取材の帰りにキムチを持たせてくれます。
もうここ以外のキムチは食べれないというくらい
とっても美味しいキムチです。
やはり本場の味を知ることは大事。
体験はなによりも深い学びだとあらためて思いました。