Monthly Archives for 10月 2014

ビフォーアフター

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昨日の投稿の写真、
実はiPhone6で撮影したのもでした。

まえまえから
iPhoneのカメラの性能は
なかなかのものでしたが、
今回画質が相当良くなっています。

この写真のままでも
いいように思えますが、
調整を加えると更に良くなります。

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普通に撮影すると
カメラは平均点の画質をめざして撮影します。
いわゆる「あそび」の部分をもたせているわけです。

カメラは人間の目ほど優秀ではないので、
余裕を持たせないと白く飛んだり、黒く潰れたり
修復不可能な汚い写真になってしまいます。

撮影後はそこのあそびの部分を
いかにぎりぎりまで追い込むかで、
写真がより良くなってくるわけです。

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並べてみれば一目瞭然ですが、
調整を加えるとここまで綺麗になります。
当然の事ながら
こうした調整はカメラマンの個性が出ます。

料理と一緒で素材が同じでも
それを扱う人の考えや意図で
似て非なるものが出来上がってくるわけです。

同じ素材でカメラマンの
仕上げ方を比べたりしたら
おもしろいと思いますよきっと。

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12. 10月 2014 by hasestudio
Categories: 写真のこと | Leave a comment

村上春樹とノーベル賞

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村上春樹さんのノーベル賞候補の話題、
もはやこの時期の風物詩となってきました。

と、同時に
あ、そろそろ読みたいな、と
毎年著作を読み返すいい機会にもなっており、
むしろこのままとれないほうが
村上作品を世の皆様に定期的に知っていただける
いい機会なのかもしれません。

そもそもノーベル文学賞も
最近は年功序列の高齢化みたいな部分もあるようで、
大江健三郎氏のように、59歳という受賞もありますが、
今回受賞されたフランス人作家の
パトリック・モディアノ氏も69歳。
かの川端康成氏も69歳でした。

村上さんの小説ももちろんいいですが、
忙しい時期、短時間で読めるエッセイ集が大好きです。

最近は意図してまったく書かれておりませんが、
久しぶりに「村上朝日堂」みたいな
軽快なエッセイを書いてくれないかと
ひそかに期待しています。

11. 10月 2014 by hasestudio
Categories: 本・小説・映画・音楽 | Leave a comment

1ヶ月まえの赤ちゃんの顔、覚えてますか??

いちねんパスポート

いちねんパスポートの
はだかの赤ちゃんです。

生まれてからの1年というのは
めまぐるしく
赤ちゃんのお顔が変わっていきます。

今日はパパに似ているかと思えば、
次の日はママに似ていたり。

自分のこどもが産まれた時に、
1日1枚の写真を必ず残していました。

それをあとで振り返って見てみた時に、
まいにちどんどん顔つきが変わっていくのをみて
とてもびっくりしました。

まいにち写真を残していなかったら
きっと気付かなかったにちがいありません。

それほどまでに
記憶というのは曖昧なものなのだなぁと
そのときあらためて実感しました。

さすがにまいにち
赤ちゃんの写真を撮るのは大変ですが、
1年間を通して
ちょっとでも写真を残していくと、
自分では気づかなかった
赤ちゃんの成長を実感することが出来ます。

ご利用いただいているパパ、ママにも
「やってみて本当に良かった」
というお言葉をいただいております。

ちょっとづつ寒くなってきましたが、
撮影時室温は、赤ちゃんに合わせた
設定を心がけていますので、
安心してご来店ください。

赤ちゃんの大事な記録のお手伝い、
一生懸命させていただきます☆

最後までお読みいただいて
ありがとうございます。
みなさん今日も最高の1日を!
長谷浩二でした。

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08. 10月 2014 by hasestudio
Categories: スタジオだより | Leave a comment

畠山直哉さんの思い出

ライムワークス

はじめて「LIME WORKS」をみたのは
写真を始めたばかりの1997年ころ。

作者の畠山直哉さんは
この写真集で木村伊兵衛写真賞を受賞されて、
当時気鋭の写真家でした。

その畠山さんがワークショップをされるというので、
学生のころ1度参加させていただいたことがあります。

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集合場所は万博記念公園。
写真から受ける印象とは違って
革ジャンにシルバーアクセサリーを身につけた、
しかし個性やこだわりを強く感じさせられる
第一印象でした。

そのような風貌で、
大きなカメラを三脚につけて語るその様子は、
なんとなく不思議で
とても強烈に記憶に残っています。

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いま思い返せば
あのカメラはこの「LIME WORKS」を撮影した
8☓10のカメラだったのだな、と思うのですが、
当時はそんな知識もなく、
なんとなくその珍しい風貌のカメラを眺めていた記憶があります。

あれから20年近く。
畠山さんの作品は年々進化を遂げていますが、

”写真であることだけですでにすべてを語っている”
「LIME WORKS」に見る作品世界は
決して損なわれることなく、色褪せない
とてもすばらしいものであることに
改めて気付かされます。


ライム・ワークス LIME WORKS
ライム・ワークス LIME WORKS

07. 10月 2014 by hasestudio
Categories: 写真集・写真関連書籍 | Leave a comment

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