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今日は何の日?「黒澤明監督の羅生門がベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞」
1951年のきょう9月10日は
黒澤明監督の羅生門が
ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した日です。
いまとなっては世界のクロサワといわれ、
名だたる名誉を欲しいままにしてきたように
思われがちですが、
受賞前は「羅生門」のつぎの作
「白痴」の興行が振るわず、
ベネチアでの受賞を知ることになる当日には
皮肉にも大映での
つぎの仕事を断られていたほどでした。
黒澤明は自伝でこの受賞のことを
「これで、私は冷飯を喰わされずに済んだ」
と述懐しています。
偉人たちの
”こんな凄いことをした”ということを知るのも
もちろん大切ですが、
うまくいかない時、
思うようにいっていない時
どんなことを偉人たちは考えていたのか?
そこにこそ先人たちの知恵が
詰まっているような気がしてなりません。
10の成功よりも1の失敗に哲学がある。
そんな風に最近よく思います。
69 sixty nine 村上龍
69 sixty nine (集英社文庫)
(1990/09/20)
村上 龍商品詳細を見る
村上龍の小説もいろいろ読んだが、
これは全くテイストが違っていて大好きな作品だ。
工藤官九郎の脚本でも話題になった。
当時売出し中の妻夫木聡や安藤政信、
太田莉菜の存在感がまぶしい。
有り余るエネルギーがすべてを変える。
情熱からすべてが始まる。
元気がほしいときには最高の1冊です。
村上龍(むらかみ りゅう 1952年2月19日 – )
日本の小説家、映画監督。
長崎県佐世保市出身。
武蔵野美術大学在学中の1976年、
麻薬とセックスに溺れる自堕落な若者たちを描いた
『限りなく透明に近いブルー』
で群像新人文学賞および芥川龍之介賞を受賞。
ヒッピー文化の影響を強く受けた作家として
村上春樹とともに時代を代表する作家と目される。
主要作品に
『コインロッカー・ベイビーズ』
『愛と幻想のファシズム』
『五分後の世界』
『希望の国のエクソダス』
『半島を出よ』など。
アルクアラウンド/サカナクション
音楽もさることながら、
PVの秀逸さが光る本作品。
これは映像ディレクター関和亮氏によるもので、
Perfumeのアートディレクションでも
知られています。
そしてカメラマンとして
この作品のもっとも注目すべき点は
撮影された機材が
CanonのEOS5DMark2である点です。
写真用のカメラを動画に用いるメリットとして
1 手軽な大きさで持ち運びが容易
2 写真用カメラは受光部が大きく高画質
3 開放の明るいレンズできれいなボケ味をだせる
などがあり、
需要が高まってきてます。
関氏はこの作品で
第14回文化庁メディア芸術祭
エンターテインメント部門にて優秀賞、
2010年度SPACE SHOWER Music Video Awardsにて
年間最優秀作品賞を受賞しています。
BRUTUS (ブルータス) 2011年 6/15号 最高の朝食を
ぼくは間違いなく和食派なのだが、
ヒトが活動を始める最も重要な食事が朝食。
こだわりというのは世間において
普遍的に偏在するものだが、
それは食事に関して殊に顕著だ。
日々のルーティンになりかけた朝食に
こんなさまざまな朝の迎え方があるのかと
目からうろこのブレックファースト完全ガイド。