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『entropix』 小山泰助
マクロレンズで
クローズアップすることによって浮かび上がる
表層、現象。
ふだんの暮らしの中に広がる
無数の物事を拡大的に観察すると、
そこにはグラフィックとして成立した
不思議な世界があった。
小山泰介(こやまたいすけ、1978-)
東京生まれ。
2005年 第25回写真「ひとつぼ展」入選。
東京を拠点に活動中。
☆スタジオ&ガーデンロケ撮影☆
こんにちは~
はせりかで~す
今年も残すところ、あと1週間をきっちゃいましたね~
はせの年内の営業も、今日&明日の2日間となり、
今日は、お写真のお受け取りのお客様と、
成人式の前撮りや七五三撮影のお客様で 大にぎわいですよ!
ほんとうにありがとうございます
今日は、成人式目前ということで、
ロケ撮影のお嬢さんをアップさせていただきま~す
こちらで~す
Mさんは、ご成人の前撮りで来て頂いたんですが、
20歳らしいういういしさと
時として、こちらが思わず見とれてしまうような
凛とした表情をみせてくださって、
本当にステキでした
館内やガーデンロケをしながら いろいろな表情を
撮影させていただいたので、
ステキな写真集が仕上がったんですよ~
この写真集が、ご家族やMさんの「たからもの」のひとつに
加わるといいなぁと願うばかりです
今年は、特にこういった
写真集のお仕上げ方法が人気です
私たちの時代だと
もちろんお台紙仕上げしかなかったですけど
時代の流れですかね~
残念ながら、
成人式の式典当日は、こういったロケ撮影は
いっさいお受けできませんが、
また、前撮りや後撮りキャンペーンも開催してますので、
ゆったりとした撮影がご希望でしたら、
ぜひぜひ ロケーションの多ポーズプランも
ご検討くださいね
成人式の前撮り&後撮りキャンペーン好評開催&受付中です
篠山紀信と猥褻
写真界の大御所、
篠山紀信氏の事務所が家宅捜索をうけたらしい。
路上や墓地など公共の場でヌード写真を撮影したとして警視庁保安課は10日、写真家の篠山紀信氏(68)の東京・赤坂の事務所や自宅、モデルの所属事務所の計3カ所を公然わいせつ容疑で家宅捜索した。
問題になったのは1月発売のヌード写真集「NO NUDE by KISHIN 1 20XX TOKYO」。
捜索容疑は、08年8月中旬~下旬に都内の屋外でモデル女性(21)の裸の写真を撮影したとしている。保安課によると撮影場所は台場周辺や赤坂、青山霊園など十数カ所とみられ、写真集六十数ページのほとんどが通行人の目に触れる公共の場で撮影されており、公然わいせつの疑いがあるという。モデルがもう1人写っているが、特定できていないという。(毎日.jpより引用)
NO NUDE by KISHIN 1 20XX TOKYO (2009/01/28) 篠山紀信商品詳細を見る |
よくある話ではあるが、
問題はなぜ今この問題が出てくるかということである。
この写真集の発売は2009年1月である。
つまり、半年以上も前(撮影にいたっては1年以上前だろう)
のことがなぜ今頃問題になるのかということだ。
だいたいこういうやり方は
利権がらみと相場は決まっているが、
しばらく様子を見てみたい。
ちなみに、
写真集自体の猥褻性については問題視されておらず、
既に結構なプレミアがついていたりします。
第34回 伊奈信男賞
2009年第34回伊奈信男賞が発表になりました。
受賞者、受賞作は
太田 順一写真展 「父の日記」
作者の父親が遺した日記である。
夫人に先立たれて
ひとり暮らしを余儀なくされた頃からつけ始め、
87歳で逝くまでの20年間、毎日欠かさず書いていた。
性格そのままに、小さな文字でびっしりと。
何の趣味もなくこつこつと働いてきた
昔式の人間であったから、
内容は何をつくって食べたとか、
テレビで見た何がどうであったとか、凡庸なものだが、
端々にひとりで老いていくことへの不安が漏れ出ていて、
だからこそ人に迷惑をかけぬよう達者であらねばと、
人一倍健康を気遣っているさまが記されている。
亡くなる2年前、
認知症(痴呆症)のこともあって老人施設に入った。
本人にとって入所は不本意であったようで、
そのときを境に日記は錯乱したものにと変わる。
ページは汚され、殴り書きがなされ、
偏執的に同じ文言、記述が繰り返されていく。
日記は、父親の脳を襲った嵐のその痕跡なのだろう。
人はこのようにして老い、死んでいくと知らされた。
遠からず訪れる作者自身の姿を見る思いの作品である。
モノクロ47点。<Nikonホームページより>
太田順一(おおたじゅんいち 1950年-)
奈良県生まれ。
早稲田大学政治経済学部中退。
大阪写真専門学校(現・ビジュアルアーツ専門学校 大阪)卒業。
<主な受賞>
2000年 第12回写真の会賞
2004年 日本写真協会賞作家賞
<写真集>
『ハンセン病療養所 百年の居場所』(解放出版社)
『化外の花』(ブレーンセンター)
『群集のまち』(ブレーンセンター)
『女たちの猪飼野―フォト・ドキュメンタリー』(晶文社)
『日記・藍』(長征社)
『大阪ウチナーンチュ―フォト・ドキュメンタリー』
<著書>
『ぼくは写真家になる!』(岩波ジュニア新書)