書籍 『ウェブ進化論』 梅田望夫
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書) (2006/02/07) 梅田 望夫 |
最近ちょっとした話題になったので、すでに読んだヒトもいるのではないかと思いますが、
WEBの世界はいまこんなことになっているのか!と言う内容が盛りだくさんです。
基本的にはGoogleとアマゾンの2つの企業にの経営戦略についてのハナシです。
なんとも、よくこんなことを考え出したな~、とおもわず感心してしまうような発想の転換でこの2つの企業は、見事にあたらしい時代を切り開いています。
特にGoogleは”世界の情報をすべてデータベース化する”という最終目標をかかげ、細密な衛星写真で世界中の地図を作り上げたグーグルアースや世界中の本をスキャニングしてすべての内容を閲覧できるようにする試みまで、ただの検索サイトという枠に収まらないとんでもない巨大組織の様相を呈してきました。
最近マイクロソフトとヤフーが業務提携をするとかしないとかのハナシになっていますが、これはここ数年で急激に成長する(2007年第1四半期で売上高4443億円(前年同期比69%増)、年間1兆4000億円ペース)Googleの動きを明らかにけん制したものです。
新たな着目点から社会の常識をひっくり返してしまったGoogle。
ネットに興味があっても、なくても、
新しい時代の考え方に触れるだけでもこの本を読んでみる価値が十分にあるとおもいます。
梅田 望夫(うめだ・もちお 1960-)
慶應義塾大学工学部卒業
東京大学大学院情報科学修士
アーサー・D・リトルを 経て、コンサルティング会社「ミューズ・アソシエイツ」をシリコンバレーに設 立。
外交評論家の岡本行夫氏らとベンチャーキャピタル「パシフィ カファンド」を設立。
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