Daily Archives for 2007年8月31日

プラチナプリント法(ぷらちなぷりんと)


1873年ウイリアム・ウィリスによって開発された印画法。
第二塩鉄が露光されると第一塩鉄に変わり、第一塩鉄が銀、金、白金などの塩類を金属に還元するのを利用したカリタイプを改良した方式。
画像の耐久性や保存性が特にすぐれ、黒のしまりや調子の再現性が良好なので、長期的な保存を要求されるオリジナルプリントにはこの印画法を採用するケースがある。
開発当初はプラチノタイプと呼ばれた。

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31. 8月 2007 by hasestudio
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画素 (がそ)


画像は通常無数の升目で構成されていて、その升目一つ一つに色がわりあてられています。
画素とは、その画像を構成する最小単位の升目のことで、英語ではピクセル(pixel)と呼ばれています。
画素数は通常、300万画素や3メガピクセル(メガとは数字の単位のひとつで10の6乗、つまり100万という意味で3メガとは300万ということ)などのように表されています。
これは、平面状に並んだ受光素子(フィルムカメラでいえば光がフィルムに当たる部分)のおおよその数を意味していますが、周辺部分の素子はノイズが乗りやすいため、実際に使用されるのはそう画素数よりも若干少ない値となるようです。
実際に使用できる画素数のことはよく有効画素数などといわれます。
一般にこのピクセルの数が多いほど、繊細な画像表現が可能になります。
しかし同じ画素数でも解像度により画像サイズが異なります。
関連用語:解像度

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31. 8月 2007 by hasestudio
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