Category Archives for 写真用語集

GN(ガイド・ナンバー)


外付けのフラッシュの強さを表すのにGN(ガイド・ナンバー)という指標がつかわれます。
キャノンなどではストロボの名称、580EXⅡの58という部分がガイドナンバーだったりします。
gn.jpgガイドナンバーとは単純にいえば、カメラのフラッシュ発光の光量を示す指標のことです。この値が大きければ大きいほど光量が大きいことを示しています。
もともとガイドナンバーは露出値を計算するための数値であり、「ISO規格で感度100のフィルムを1メートル間で使用した場合」の値を示すものです。これを絞り値で割ると撮影距離が分かり、撮影距離で割れば最適な絞り値を導き出すことができます。
つまり左の図のように
F(絞り)=GN(ガイドナンバー)÷M(距離)ということです。
実際に計算してみると、
ガイドナンバー56のフラッシュで、フラッシュと被写体の距離(カメラと被写体の距離ではない)が10Mだとすると56÷10=5.6で絞りF5.6が適正の絞りということになります。
一般向けのフラッシュはほとんどがオートメーション化されているので調光補正などで調整しますが、プロ用の出張用大型のフラッシュなどはほとんどがオートではないので、この数式が役に立ちます。
この数式、当然ながら位置を変えることで、
GN=F×M、M=GN÷Fとそれぞれの項目を計算することができます。

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20. 3月 2008 by hasestudio
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AEカメラ(えー・いーかめら)


AEカメラのAEとはautomatic exposure の頭文字を略したもの。
自動露出調節機構が内蔵されたカメラを指す。
現在のAE方式には大まかに3種類あり、
① 任意のシャッタースピードを設定しておくと明るさに応じて絞りが変わるシャッター速度優先式
② 任意の絞り値を設定しておくとシャッタースピードが明るさに応じて変わる絞り優先式
③ 明るさに応じてシャッタースピードと絞りが変化するプログラム式
などが一般的である。

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18. 2月 2008 by hasestudio
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TTLカメラ(てぃーてぃーえるかめら)


TTLとは through the lens の頭文字をとったもので、TTLカメラとはカメラ内部に受光体を置き、カメラのレンズを通ってきた光を直接受光し測光する露出調整機構を備えたカメラのことを指す。
レンズ交換をしても常に正しい露出条件を求められるほか、フィルターワークなどで露出倍数による露出変化も正確に測光できるので便利。
一般的な一眼レフカメラは主にこの方式を採用している。

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18. 2月 2008 by hasestudio
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ビット(びっと)


コンピューターの情報は、基本2進法で、0と1の組み合わせで情報を表します。
下図のように、通常の数字は1から9までをひと区切りとしていますが、2進法の場合、まず0がきて1がくると次の位に繰り上がります。
十進法 0 1  2  3   4   5  6    7    8    9   10
二進法 0 1 10 11 100 101 110 111 1000 1001 1010
ビットとはbinary digit (2進数字)の略であり2進法の表記の最小単位で、1ビットで先の0と1という2通りの状態を表記できます。言ってみれば、コンピューター情報の最小単位なわけです。
ゲーム機などで16ビット機32ビット機などというコトバを聞きますが、単位時間内にnビットのとき、2のn乗分の情報量を表示することができるということを示しています。
1ビットで0と1の2通り、
2ビットで0、1、01、11の4通り、
3ビットで0、1、01、11、100、101、110、111の8通りといった具合です。
ちなみに8ビットで1バイトとなります。

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09. 2月 2008 by hasestudio
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