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大友克洋氏の息子、イラストレーター大友昇平氏のボールペン画が凄い!!

 



ネットで知ったところによると
あの「AKIRA」で有名な
大友克洋先生のご子息が描くボールペン画が
凄まじいとのこと。

そして、見てみて唖然・・・。

彼の名はSHOHEIこと大友昇平。
基本的にボールペン、
ラバーペンだけで作画をされています。

私もその書きやすさから
氏の用いるゼブララバー80を
筆記用に使っていたことがありますが、
とてもこんな微妙な濃淡を生み出せるツールとは思えません。

というか、
どういう過程を経ればこの領域までたどり着けるのか
ただただ驚くばかりです。

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11. 9月 2012 by hasestudio
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『無頼の画家 曾我蕭白』狩野 博幸 横尾 忠則

 

無頼の画家 曾我蕭白 (とんぼの本)

無頼の画家 曾我蕭白 (とんぼの本)(2009/01)
狩野 博幸、横尾 忠則 他
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大胆な構図、
荒々しい筆致で岩木を描いたかと思えば、
繊細緻密な描写能力で人物や生き物を生み出す。

ときにはユーモラスさを交え、
曾我蕭白の筆は見る人の心を捉えます。

当時から異端と評された蕭白の水墨画は
今の時代になってなお、
強い刺激的もって私達の心に届いています。

本書は京都国立博物館で大人気を博した
曾我蕭白展を企画した
近世日本絵画研究者の
狩野博幸同志社大学文化情報学部教授と、

蕭白の「雪山童子図」からヒントを得て
「ニューオーリンズからの使者」を描いた
横尾忠則氏の解説であり、
読む人の知的好奇心を刺激し、
かつ満たす良書であると思います。


曾我蕭白(そがしょうはく、1730-1781)
1730年 京都に生まれる。
丹波屋と号する京都の商家の子として生まれる
伊勢地方に多く絵を残したことから
伊勢の出身と言われていたこともある
1743年 父・吉右衛門が亡くなる。
1746年 母ヨツが亡くなり、蕭白は保護者を失い、
伊勢は久居の米屋で奉公をしていたという伝承が残る。
1777年 息子が夭折。
1781年 蕭白が亡くなる。
<主な作品>
「旧永島家襖絵」 重要文化財 三重県立美術館所蔵
「寒山拾得図」 重要文化財 興聖寺所蔵
「唐獅子図」 重要文化財、朝田寺所蔵
「群仙図」 重要文化財、文化庁所蔵
「楼閣山水図屏風」 重要文化財、近江神宮所蔵
「美人図」 奈良県立美術館所蔵
「雪山童子図」 継松寺所蔵
「林和靖図屏風」 三重県立美術館所蔵
「商山四皓図屏風」 ボストン美術館所蔵

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07. 9月 2012 by hasestudio
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「子どもアートinみえ」三重県立美術館


「子どもアートinみえ」 三重県立美術館



基本休日でしたが、
ちょこちょこと仕事があって出たり入ったりの1日。

こんなちょっとしたあき時間には美術館が最適、
ということで三重県立美術館に行ってきました。

企画展は
「ネコの目、トリの目、わたしの目 写真で見つけた私のまち」

これは三重県の小、中学校の子供たちが
写真家中里和人さんのワークショップを通して
身近な風景を撮影していくというものです。

大半は写真を撮ったことのない小中学生。
それだけに面白い。

ある程度カメラを触っていると、
良くも悪くも自分の中でルールが出来てしまします。

ですので、何の制約も出来ていないヒトがカメラを触ると、
自己規制がないので、
コチラが思ってもみないことをしだすわけです。

そういった意味で、
個人的には
会場で上映されていたワークショップの様子が
とても良かったです。

プロセスの重要性に気づく
目からウロコの展覧会でした。



【子どもアートinみえ】
第1部
「ネコの目、トリの目、わたしの目-写真で見つけた私のまち」
企画/構成:中里和人(写真家)

第2部
「 私が見つけた絵ー15歳の視点- 」
協力校:セントヨゼフ女子学園中学校

同時開催 中里和人写真展「ULTRA-臨界夜景-」
柳原義達記念館・展示室B

2009年12月23日(水)-2010年2月14日(日)
主催=三重県立美術館
協力=オリンパスイメージング株式会社
富士ゼロックス三重株式会社
助成=(財)岡田文化財団
(財)三重県立美術館協力会

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20. 1月 2010 by hasestudio
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『元永定正展』 三重県立美術館


2364.jpg

地元三重出身の
元永定正さんの個展に行ってきました。

元永さんといえば、一貫して抽象画なのですが、
垂らした絵の具をカンバスを傾けて広げていく描き方は
偶然と必然が織り交じった不思議な魅力に満ちています。

1966年にアメリカにわたると
アクリル絵の具やエアブラシに出会い、
”シンプルかつ繊細”な、まったく違った世界観に到達します。

氏は絵本作家としても有名で、

ころ ころ ころ (福音館の幼児絵本) ころ ころ ころ (福音館の幼児絵本)
(1984/11/22)
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この本などはひたすら玉が転がっていくだけなのですが、
そこに垣間見えるユーモアには
元永さんの絵に対する基本的なスタンスが集約されています。

ぜひこの世界に触れてみてください。
三重県立美術館にて5月31日まで開催しています。

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13. 5月 2009 by hasestudio
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