適正露出とはなにか?
みなさん
シャッタースピードと絞りの組み合わせで
光の量を調節するということは分かると思うんですが、
適正露出っていったいなんなんでしょうか?
最近のカメラは
まず例外なく露出計が付いていて、
一眼レフではレンズを通過してきた光を
適正な露出になるように計算しています。
ものの色というのは、
反射した光の吸収されなかった光の成分が、
色として見えるという話を以前に書きました。
(参考記事)
話を白黒にするとわかりやすいので、
真っ黒を反射率0%、
真っ白を反射率100%としますね。
その間はすべて
濃度の違うグレーということになります。
しかし、
これはあくまで人間の目に見える
真っ黒から真っ白ということです。
フィルムなどは
人間の視覚よりもかなり劣りますので
(参考記事)、
このすべての範囲を
フィルムに記録することは出来ません。
ですからカメラとしては黒くつぶれず、
白く飛ばないちょうど良いところで
露出をとらないといけません。
だから、半分の50%の反射率のグレーだ!
とならないところが面白いところで、
自然界の光の反射率を平均すると
18%のグレーがその中間の濃度
となるのだそうです。
次回、適正露出をより詳しくかきますね♪