Daily Archives for 2008年9月19日

第4回 名取洋之助写真賞


先日日本写真家協会が主催する、第4回名取洋之助写真賞が決定しました。
この賞は新進写真家の発掘と活動を奨励するために、主としてドキュメンタリー分野で活躍している30歳までの写真家を対象としたのもで、今回は金子隆一(写真評論家)、椎名誠(作家)、田沼武能(日本写真家協会会長)の3氏によって審査が行われました。

☆第4回名取洋之助写真賞
柳瀬元樹「ユーゴの残影」

<作品内容>
「七つの国境・六つの共和国・五つの民族・四つの言語・三つの宗教・二つの文字」の旧ユーゴスラビア連邦共和国から分離独立した国々の現在を追った作品群。今年二月に独立を宣言したコソボ、その独立を永遠に承認しないと主張するセルビア、平和な繁栄を目指しながらも地域的には民族間対立を残しているその他の国々。政治的な主張はことさらに持たず、民族紛争とは何なのか、解決はあるのかと自問しながら、淡々と紛争の火種を抱える現状を記録し、提示している。
1978年東京都生まれ。29歳。
法政大学中退。広告写真家の父の影響で写真の道へ。
2006年より写真家としての活動を始める。
現在、フリーランスで活動中。神奈川県横浜市在住。。
☆第4回名取洋之助写真賞奨励賞
中井菜央「こどものじかん

<作品内容>
目の前にあるものをすべて遊びに変えようとする感性、ストレートな感情表現、些細なことにも傷ついてしまう繊細さ、衝動をそのまま行動に移してしまう直情性。昔も今も、子どもの本質は変わらない。環境や時代の変化に惑わされず、子どもと真正面から向き合うという姿勢で取り続けた作品群。大人から見れば過去にすぎない「子ども時代」を「子どもにとっての現在」として捉え、子どもいう存在の本質を追求する
1978年山口県生まれ。30歳。
日本写真芸術専門学校卒業。
現在、フリーランスで活動中。東京都中野区在住。
(以上社団法人日本写真家協会HPより引用)

詳しくは、社団法人日本写真家協会HPをご覧ください

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19. 9月 2008 by hasestudio
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