Monthly Archives for 6月 2007

不在について -トルソtorso-


トルソとしてのマネキン,写真

部屋の片隅に置かれたマネキン。
あるはずのものの不在。不在から生まれる存在。
使用機材 CanonEOS5D
PhotoshopにてRAW現像処理
頭と四肢のない胴体だけの彫像を”トルソ”といいますが、これはイタリア語で胴体という意味になります。
主に彫刻で用いられる技法で、本来あるべきものがないことで、人間が無意識に脳内でそれを補完するため作者の意図を超えた美的効果を産み出す効果があるとされます。ミロのビーナスなどはその典型で、完全な形で現存していたら、いまのような名声はなかったかもしれませんよね。
写真をみて、見るヒトそれぞれがさまざまな解釈が出来る写真・・・。
ぼくが写真を始めてから追い求めているのは、まさにそんなトルソのような写真なのです。なかなかムズカシイですけどね(笑)
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11. 6月 2007 by hasestudio
Categories: 写真作品 | Leave a comment

適正露出とはなにか?


みなさん
シャッタースピードと絞りの組み合わせで
光の量を調節するということは分かると思うんですが、
適正露出っていったいなんなんでしょうか?

最近のカメラは
まず例外なく露出計が付いていて、
一眼レフではレンズを通過してきた光を
適正な露出になるように計算しています。

ものの色というのは、
反射した光の吸収されなかった光の成分が、
色として見えるという話を以前に書きました。
(参考記事)

話を白黒にするとわかりやすいので、
真っ黒を反射率0%、
真っ白を反射率100%としますね。

その間はすべて
濃度の違うグレーということになります。

しかし、
これはあくまで人間の目に見える
真っ黒から真っ白ということです。

フィルムなどは
人間の視覚よりもかなり劣りますので
(参考記事)

このすべての範囲を
フィルムに記録することは出来ません。

ですからカメラとしては黒くつぶれず、
白く飛ばないちょうど良いところで
露出をとらないといけません。

だから、半分の50%の反射率のグレーだ!
とならないところが面白いところで、

自然界の光の反射率を平均すると
18%のグレーがその中間の濃度
となるのだそうです。

次回、適正露出をより詳しくかきますね♪


09. 6月 2007 by hasestudio
Categories: 写真のこと | 2 comments

写真集 『Camera People』


カメラピープル カメラピープル
(2006/12/09)
不明

商品詳細を見る

雑誌『カメラ日和』やブログなどでよくお見かけする写真好きなかたがた100人の写真を紹介した写真集。
巻末には撮影者の詳しいプロフィールが掲載されていて、それぞれの写真へのこだわりや写真を撮る理由を読みながら、日本各地に点在する写真好きが、いまどんなことを考えながら、どんな写真を撮っているのか?というこをを感じられます。
いままで、表現というのは、作家であったり、デザイナーであったりごく一部の職業として持っている人間の”専売特許”みたいなところがありましたが、ネット環境がととのって、国民総表現時代となりましたね。しようと思えば誰しもが世界に向けて情報を発信できる。すごい時代になりましたね。
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04. 6月 2007 by hasestudio
Categories: 写真集・写真関連書籍 | 2 comments

廃バス ~斎宮~


廃バス,写真

かつては神に仕える皇族が斎王として住まわれていた斎宮。
そんな土地に、その役割を終え眠りについているバス。
植物たちの成長は手加減を知らない。
使用機材 CanonEOS5D
PhotoshopにてRAW現像処理
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02. 6月 2007 by hasestudio
Categories: 写真作品 | 5 comments

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