Daily Archives for 2010年3月26日

『イメージの読み書き』慶応義塾大学佐藤雅彦研究室


イメージの読み書き
イメージの読み書き
(2005/08)
慶応義塾大学佐藤雅彦研究室

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「イメージの読み書き」とは
言葉で解釈できないもので、
イメージとして確かに感じるものを
どうやって現実に定着させるか、
という試みである  
・・・佐藤雅彦


”言葉で解釈できないものを
どうやって現実に定着させるか”

というテーゼは
きわめて写真的な気がします。

解釈できないものを
現実に定着させるには、
ものの見方をかえる必要があります。

ちょっと角度を変えるだけで、
いろんな物事は新たな輝きを持ちはじめます。

写真というのは、
基本そういう”新たな角度”を
発見するツールであるわけです。

本書は、概念の図解書とでも言うべきもので、
言葉には出来ないが、
腑に落ちる、
とってもたのしい作品が集められています。

不思議なことに概念というのは、
洗練されればされるほど、
デザインに近づいていきます。


佐藤 雅彦(さとう まさひこ、1954年3月28日 −)
東京大学教育学部では数学を専攻。
1977年 広告代理店大手の電通に入社。
    セールスプロモーション局に配属される。
1987年 クリエーター選抜試験(転局試験)に合格し、
    第4クリエーティブディレクション局に異動。

CMプランナーとして、湖池屋の「ポリンキー」、「ドンタコス」や、
NECの「バザールでござーる」など、
様々なヒットCMやテレビ番組のコーナー企画などを手がける。

1999年 慶應義塾大学環境情報学部教授を務める
2006年 東京芸術大学大学院映像研究科教授、
    慶應義塾大学環境情報学部特別招聘教授

「慶應義塾大学 佐藤雅彦研究室」の活動として、
NHK教育『ピタゴラスイッチ』などの監修に携わっている。

電通退社後は独立し、企画会社「TOPICS」を設立、
広告以外の表現を始める。
(プレイステーションソフト『I.Q インテリジェントキューブ』など)
特にNHK教育テレビ『おかあさんといっしょ』内の歌として、
作詞・プロデュースをつとめた『だんご3兄弟』は、
一時期は社会現象になるほど爆発的な人気を誇った。

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☆デザインのススメ



26. 3月 2010 by hasestudio
Categories: 美術・アート・デザイン | Tags: | Leave a comment