Monthly Archives for 3月 2010

『長谷川等伯―桃山画壇の変革者 』

 

長谷川等伯―桃山画壇の変革者 (別冊太陽 日本のこころ 166)

長谷川等伯―桃山画壇の変革者 (別冊太陽 日本のこころ 166)
(2010/01)
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長谷川等伯という絵師がいます。
繊細さと大胆さを兼ね備えた筆致は
たとえようもなく、

豊臣秀吉や、千利休らに重用され、
等伯が生きた江戸時代、
一大勢力を誇った狩野派の存在を
脅かす存在までになりました。

特に、水墨画の最高峰とも言われる国宝
『松林図屏風』は
うっすらともやの中に
消えゆきそうななんともいえない風合いをもっています。

今年は没後400年にあたり、
等伯の業績をほぼ網羅した
大回顧展が開かれています。

東京国立博物館は3月22日までです。

東京で行った友人が言っていましたが、
あそこは相変わらず
すごい混雑のようでしたので、
週末に向けて
かなり殺到するのではないかと思います。

京都国立博物館は
4月10日(土)~5月9日(日)まで開催されます。
ぼくは京都展に行ってみようと思っています。

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19. 3月 2010 by hasestudio
Categories: 美術・アート・デザイン | Tags: , | Leave a comment

海岸であそぶこと 津ヨットハーバー


0363.jpg
ちかくの海岸には、
変わった形のテトラポットがあります。
満ち潮の時はほとんど隠れていますが、
引き潮のときは形而上学的な空間が形成されます。
ちょっとしたアスレチックみたいで、
おとなでも結構楽しめます☆
たまに、かるく水没するオトナもみかけますw
Camera:CanonEOS5D MarkⅡ EF24-105mmF4 USM
Developping:Adobe PhotoShop Lightroom ver2.6
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18. 3月 2010 by hasestudio
Categories: 写真作品 | 6 comments

不動滝とは?


0450_1.jpg

滝を巡っていると、
よく不動滝といわれるものにでくわします。
不動というのは、五大明王(明とはサンスクリット語で知識学問を意味し、明王とは、「仏の知恵(真言)を身につけた偉大な人」という意味)の中心をなす不動明王のことです。
釈迦が成道の修業の末、悟りを開くために「我、悟りを開くまではこの場を立たず」と決心して菩提樹の下に座した時、世界中の魔王が釈迦を挫折させようと押し寄せたところ、釈迦は穏やかな表情のまま降魔の印を静かに結び、魔王群をたちまちに超力で降伏したということです。
不動明王は、その際の顔は穏やかであっても、心の中は護法の決意を秘めた鬼の覚悟であった釈迦の内証を表現した姿であるとも伝えられています。
そういったことから、不動滝というのは
強い決意をもって修行を行う行者の守り神としてその名がつけられているようです。
ですので、その名のつく滝は修行が行われている(行われていた)滝なので、
基本的に人気のない山奥にひっそりとあることが多い滝です。
そして、やっぱり強めの直瀑(ちょくばく 段のない滝)がスタンダードのようです。
Camera:CanonEOS5D MarkⅡ EF24-105mmF4 USM
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16. 3月 2010 by hasestudio
Categories: 写真作品 | Leave a comment

『鎌鼬』 細江英公


鎌鼬(普及版) 鎌鼬(普及版)
(2009/11/02)
細江英公

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言わずと知れた、歴史的名作。
舞踏の創始者・土方巽との濃密なコラボレーション。
原本『鎌鼬』は1969年に現代思潮社より出版されましたが、
2005年に500冊の限定復刊。本書はさらに8点の未発表作品が追加されました。
細江先生とはなんどかお会いしたことがありますが、
あの柔和なしゃべり方からは想像がつかないほど鋭利で、アクティブな視線で構成された本作。
非常に高い地点で結実した、
写真史上非常に重要な1冊です。
著者:細江英公  舞踏:土方巽  序文:瀧口修造  随筆:ドナルド・キーン
詩:三好豊一郎  鎌鼬賛:高橋睦郎  造本:田中一光
細江英公(ほそええいこう、1933-)
1933年 父米次郎、母みつのの次男として生まれ、生後3ヶ月で東京に戻る。
1947年 戦後、新しい時代に備え、新しい名前をつけるよう従兄弟から勧められ、以後「英公」と名乗る。
1951年 「富士フォトコンテスト」学生の部で『ポーディちゃん』が最高賞を受賞。
1952年 東京都立墨田川高等学校卒業、東京写真短期大学写真技術科に入学。
1952年 「写真サロン」11月号、月例コンテストで『銀座の乞食の子供』が特選。
1954年 東京写真短期大学を卒業し、フリーに。以後、写真雑誌、女性雑誌の仕事を始める。
1960年 個展「おとこと女」により日本写真批評家協会新人賞を受賞。
1961年 森山大道が参加する直前に「VIVO」を解散する。
前年の個展の写真集『おとこと女』(カメラアート社刊)を発表。
1963年 三島由紀夫をモデルに撮った写真集『薔薇刑』(集英社刊)により日本写真批評家協会作家賞を受賞。
1967年 東京写真専門学校で教鞭をとる(1969年まで)。
1970年 東北を舞台に、舞踏家の土方巽を撮った『鎌鼬(かまいたち)』で芸術選奨文部大臣賞を受賞。
1974年 若手写真家による寺子屋形式の学校「WORKSHOP写真学校」(文京区後楽)の設立に参加。
1975年 東京写真大学短期大学部教授となる。
1981年 日本写真家協会副会長となる。
1994年 東京工芸大学芸術学部教授に就任。
1995年 清里フォトアートミュージアムの初代館長となる。
1998年 東京工芸大学芸術学部及び大学院芸術学研究科(修士)課程教授となる。
2000年 写真集『細江英公の写真絵本[妖精物語]ルナ・ロッサ』(新潮社刊)を発表。
2007年 4月に旭日小綬章受章、7月に核兵器とその脅威をテーマにした『死の灰』(窓社刊)を発表。

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15. 3月 2010 by hasestudio
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