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解像度 (かいぞうど)


解像度(かいぞうど)とは、
ビットマップ画像(細密な点で構成された画像)における画素の密度を示します。
画像は通常こまかい升目が密集してできていますが、その升目がどれだけの細かさでできているかを表す単位をdpi(ディーピーアイ)といいます。
これはdot per inchの略で、1インチ(約25mm)四方あたりのドットの数を示しています。つまり300dpiというとおよそ25mm四方のあいだに升目が300個あることを示します。
たとえば600万画素(たて2000ピクセル×よこ3000ピクセル)のカメラがあったとして、出力機の解像度が200dpiであったとすると
たて 2000(ピクセル)÷200×2.5(cm)=25cm
よこ 3000(ピクセル)÷200×2.5(cm)=37.5cm
ということでたて25cm×横37.5cmの画像が出力できる計算になります。
テレビなどのモニターは72dpi、一般的な印刷物は350dpi、写真屋さんの出力機は300dpiが一般的で、媒体によりずいぶん差があります。
印刷物でも、巨大なものになると遠くから見ることが前提となっているため150~200dpiほどの低密度で出力することもあるようです。
 
同じ値をまれにピクセル・パー・インチ、ppiと呼ぶこともあります。また、印刷物においてはライン・パー・インチ、lpiと呼ぶこともあります。
関連用語:画素

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09. 9月 2007 by hasestudio
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