Monthly Archives for 9月 2014
教室の思い出
基本朝の登校風景から
下校風景前でを撮影するので、
擬似学生体験が楽しめます。
たくさんの友達がいて
勉強したり
何気ない会話で笑ったり、
なんだかとっても
なつかしい気持ちになります。
生徒のみんなも
とってもノリがいいので
楽しく2日間を過ごすことができました。
今日は津市内の小学校の運動会。
スタジオは一応空いてはおりますが、
カメラマンはほとんど出払っております。
ご来店の際は
一度お電話いただいてからお越しいただくと
おまたせがないかと思いますので、
予めご了承くださいませ。
ミレー展@ボストン美術館
いままでなかなか見る機会がなかったミレー。
初めて種まく人を見ることができました。
図録や図版などでは
とってもクリアに見えますが、
実物の絵はとっても薄暗く、
暗がりのなかからうっすらと浮かび上がる
ダイナミックな男性の姿が
なんとも言えない雰囲気を醸し出しています。
油彩特有の
あのぬらぬらとした光沢というかつやがあり
こころをざわざわさせるような
不思議な存在感のある作品でした。
そもそも
ミレーが属する「バビルゾン派」というのは
それまで聖書や神話などの宗教画がほとんどだった
絵画の世界にあって、
それまでスポットの当たらなかった
農村や森や渓谷などの田園風景を画題としたグループなのですが、
なんといっても
光がとってもきれいな派でもあります。
残念ながら図録では
そこまでのディテールは再現されてはいませんが、
目の前に見たバビルゾン派の絵画たちは
生々しくも繊細な光が痛いほど鮮やかで、
写真のインスピレーションを
たくさんいただくことのできる
名作揃いでした。
ことロケーションスナップなどには
光の角度だったり、
人物の配置だったり、
ヒントが沢山ありそうです。
それにしても
人里離れた山奥の小さな村に、
コロー、ミレー、ルソー、クールベなどの
後世に名を残すそうそうたるメンバーが
黙々と創作活動に勤しんでいたというのは
なんとも言えずスゴイですね。
自分は秋型?!
先日中学校の体育祭の取材がありました。
そらはすっかり秋の空。
とはいっても
気温はかなり高いです。
この時期になってくると
写真がグッと良くなります。
というのも
太陽の角度がずいぶん下がってくるので、
斜めから光が差し込みます。
角度の高い夏の日中の光というのは
わりに平凡で、面白みに欠けるのですが、
秋の光というのは
とってもドラマチックです。
昔はよく秋になるといい写真が撮れたので
自分は”秋型”だな。
と勝手に思っていたのですが、
何のことはなく、
単にこの時期の光がきれいだったんですね^^
はじめての写真教室でもお話しましたが、
いまはスマホでも結構なレベルの写真が撮れます。
もうじき第2回目の募集をしようと思っています。
写真の基礎をおさえて、
秋の写真ライフを楽しんでみてくださいね☆
最後までお読みいただいて
ありがとうございます。
みなさん今日も最高の1日を!
長谷浩二でした。