Monthly Archives for 9月 2007
色空間 (いろくうかん)
ふだん目にするモニターや印刷物などはそれぞれに表示できる色の範囲というものが決まっています。
(下図参照)
色空間の種類には大きくわけるとRGBとCMYKがあります(RGBとはレッド、グリーン、ブルーの略、CMYKはシアン、マゼンタ、イエロー、キープレート(黒)の略)。
RGBとは加法混色といって、3色を混ぜると無色透明になります。光の色の原理がこれにあたります。(参考記事)
逆にCMYKとは絵の具を思い浮かべると分かりやすいのですが、減法混色といってCMYを混ぜると黒になります。
しかし、これは理論上の話であって、実際には塗料の不純物などの影響で黒にはならないので、黒を足すことで色域を作っています。
印刷などはこのCMYK方式を採用しています。
RGBは一般的にAdobeRGBとsRGBの2種類があり、sRGBは国際電気標準会議 (IEC) が定めた国際標準規格で、モニターやデジカメ、プリンターなどはこの色空間を採用しています。
逆にAdobeRGBははるかにひろい色域をもちながらも、ディスプレイ(特に液晶)での色再現の難しさなどから、一般的な普及はしていません。しかし、近年は技術の進歩によりAdobeRGBを再現できるモニターや、プリンターが開発されていますが、まだ非常に高価ですね・・・。
関連用語:RGB,加法混色
『村上朝日堂の逆襲』 村上春樹/安西水丸
村上朝日堂の逆襲 (新潮文庫) (1989/10/25) 村上 春樹安西 水丸 |
村上春樹というと小説のイメージが強いですが、エッセイ集も何冊か出しています。この本もその1冊。
ほんとうにこのかたは、本当にものの見方考え方が独特で、いろいろ面白い体験をしているなー、といつも感心してしまします。と同時に、人間何にもなくても考え方ひとつで人生面白くも、つまらなくもなるんだなぁと思います。
この本はまさに、日々感じ、考えることで生活は何倍にも面白くなるんだ! という村上さんのエッセンスが詰まったエッセイ集なのです。
村上さんも小説の中に引用していましたが、サマセット・モームいうところの「どんな髭剃りにも哲学はある」ということですね。
村上春樹(むらかみはるき、1949-)
1967年 兵庫県立神戸高等学校卒業。
1975年 早稲田大学第一文学部映像演劇専修を卒業。
主な受賞
1979年 第22回群像新人文学賞 『風の歌を聴け』
1982年 第4回野間文芸新人賞 『羊をめぐる冒険』
1985年 第21回谷崎潤一郎賞 『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』
1996年 第47回読売文学賞 『ねじまき鳥クロニクル』
1999年 第2回桑原武夫学芸賞 『約束された場所で―underground 2』
2006年 フランツ・カフカ賞
2006年 フランク・オコナー国際短編賞
2007年 2006年度朝日賞
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慟哭
ずーっとむかしに死んでしまいましたが、実家で犬をかっていました。
僕が京都に住むようになると、実家に戻るのが年に2回くらいになりました。
たまに戻ると最初は分からずほえるのですが、メンチ(犬の名前。兄がつけた。意味はいつもメンチきってるからだとか・・・)は近くに行くとぼくの顔を思い出しすぐにじゃれてきてくれました。
体も大きく、手加減を知らないので遊ぶのもかなりの体力を使いました。
ちょっと獰猛でしたが、イイやつでした。
使用機材 PENTAX MV-1
使用フィルム コダックGOLD
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解像度 (かいぞうど)
解像度(かいぞうど)とは、
ビットマップ画像(細密な点で構成された画像)における画素の密度を示します。
画像は通常こまかい升目が密集してできていますが、その升目がどれだけの細かさでできているかを表す単位をdpi(ディーピーアイ)といいます。
これはdot per inchの略で、1インチ(約25mm)四方あたりのドットの数を示しています。つまり300dpiというとおよそ25mm四方のあいだに升目が300個あることを示します。
たとえば600万画素(たて2000ピクセル×よこ3000ピクセル)のカメラがあったとして、出力機の解像度が200dpiであったとすると
たて 2000(ピクセル)÷200×2.5(cm)=25cm
よこ 3000(ピクセル)÷200×2.5(cm)=37.5cm
ということでたて25cm×横37.5cmの画像が出力できる計算になります。
テレビなどのモニターは72dpi、一般的な印刷物は350dpi、写真屋さんの出力機は300dpiが一般的で、媒体によりずいぶん差があります。
印刷物でも、巨大なものになると遠くから見ることが前提となっているため150~200dpiほどの低密度で出力することもあるようです。
同じ値をまれにピクセル・パー・インチ、ppiと呼ぶこともあります。また、印刷物においてはライン・パー・インチ、lpiと呼ぶこともあります。
関連用語:画素