Monthly Archives for 4月 2007
”たて”と”ななめ”
前回、網膜には錐状体(すいじょうたい)と
杆状体(かんじょうたい)と呼ばれる
それぞれ高精細カラーフィルムを
高感度モノクロフィルム
のような性質を持った細胞がある、
ということを書きました。
今回はその続きを・・・。
人間の視細胞はこうした性質のほかに、
垂直水平方向に反応する細胞と
斜め方向に反応するものがあります。
この図のように
水平方向の直線に一本だけ斜めの線を入れると、
細胞的には別の情報として処理されるのです。
つまり、多くの同じ方向に、
一本だけ違う情報が入ると
視覚に対する訴える力が大きくなるということです。
写真でいえば、
たくさんのヒトがまっすぐに立っている構図で、
1人だけ首をかしげているヒトがいれば、
視線は自然とその首をかしげた1人に
集中していくはずです。
これは、いろんなことに、
応用が出来るのでいろやってみてくださいね♪
『中国行きのスロウ・ボード』 村上春樹
![]() |
中国行きのスロウ・ボート (1983/05) 村上 春樹 |
そうだった。村上春樹の初めての短編集『中国行きのスロウ・ボード』が安西水丸の洒落たカヴァーで出版されたのは、1983年の初夏のことだった。僕たちは我れ先ににと取り合い、結局、二冊買って、どっちがよけいボロボロにするか、競ったものだった。
あれから3年弱、1986年が明けて早々、その文庫本が出た。この小さな書物が、新たなどんな思い出を作ってくれるのだろうか。嵐や小波はいくつかあったけれど、ぼくたちの大いなる夏は続いている。
(以上中公文庫 書籍紹介文より引用)
ぼくも10代から30代に至るまでのほとんどを、村上春樹の著作とともにありました。独特の比喩と世界観は多くの支持を得て、日本だけにとどまらず、世界中で愛されています。
最近では『海辺のカフカ』の英語版Kafka on the Shoreが『ニューヨーク・タイムズ』の”The Ten Best Books of 2005″に選ばれたり、ノーベル賞の前哨戦ともいわれるフランツ・カフカ賞を受賞するなど海外でもきわめて高い評価を受けています。
最近はエッセイなどを控えているようで、ファンにとっては残念ですが、現在長大な長編小説にむけて準備中らしいといううわさがいろんなところから聞こえてきますが、実際どうなんでしょうね?
村上春樹(むらかみはるき、1949-)
1967年 兵庫県立神戸高等学校卒業。
1975年 早稲田大学第一文学部映像演劇専修を卒業。
主な受賞
1979年 第22回群像新人文学賞 『風の歌を聴け』
1982年 第4回野間文芸新人賞 『羊をめぐる冒険』
1985年 第21回谷崎潤一郎賞 『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』
1996年 第47回読売文学賞 『ねじまき鳥クロニクル』
1999年 第2回桑原武夫学芸賞 『約束された場所で―underground 2』
2006年 フランツ・カフカ賞
2006年 フランク・オコナー国際短編賞
2007年 2006年度朝日賞
↓”何か”を感じたら応援してください♪
→FC2ブログランキング →人気blogランキング
夜ノ桜
今回の写真は夜桜です。
ことしは雨が降らなかったせいか、わりと長く桜が散らずに残っています。何回見ても桜はいいですよね。すぐに散ってしまうあの儚さが、日本人的気質に合っているんでしょうね。
外国の方は桜をどんな風に感じるのかちょっと興味がありますね~。やっぱり情緒みたいなものを感じるのでしょうか?
使用機材 Canon EOS5D
PhotoshopにてRAW現像処理
↓”何か”を感じたら応援してください♪
→FC2ブログランキング →人気blogランキング
ヒトの目の能力
今回も肉眼とフィルムの違いについてです。
ヒトの目とフィルムの大きな違い
といえばそのシステムからしてかなり違います。
フィルムはフィルム上に
それぞれの感度(ISO100とか200とか)
の乳剤をぬってあります。
ですので
フィルムごとにひ
かりを感じる能力が違います。
一方ヒトの目は、
ずいぶん高等な機能が備わっていて、
光を受ける網膜には
錐状体すいじょうたい)と
杆状体かんじょうたい)
と呼ばれる細胞
があります。
錐状体は明るいところで反応し、
通常昼間に活動していて、
カラーでものが見えるようにしてくれます。
一方杆状体はくらいところで活動し、
暗闇の中でも物が見えるようにしてくれます。
こちらは色は感じないので、
高感度の白黒写真といったところでしょうか。
この2つの細胞があるので、
ヒトの視覚というのは
さまざまな状況でも
のを見ることが出来る
のです。
高性能なカラーフィルムと
高感度な白黒フィルムを兼ね備えた
人間の視覚,なかなかすごい
ですよね。








